友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

山口百恵と三浦友和の主演映画

2020年10月13日 18時49分32秒 | Weblog

 どういう意図なのか分からないが、最近、テレビは昭和を懐かしむ企画が多い。昭和歌謡ばかりか、松田聖子や山口百恵のコンサートの特集もあった。カミさんが熱心にテレビを観るので、私は半分眠りながら、退屈になって風呂に入って寝てしまう。

 山口百恵、桜田淳子、森昌子の中3トリオがテレビに登場したのはいつごろだろう。3人の中では山口百恵が私は気に入った。多分、一番大人びていた気がしたし、美人では無かったが女性の魅力を備えていたからだろう。

 テレビで山口百恵と三浦友和が主演した映画を2本観た。最初から最後まで、興味を持って観た訳では無いからえらそうなことは言えないが、正直言えば「つまらなかった」。初めに観たのは『伊豆の踊子』だった。1974年の映画だから、百恵さんはまだ15歳で、幼い踊り子そのものだった。

 昨夜は、1979年制作の『ホワイト・ラブ』が放映された。百恵さんは20歳、恋する女性の役を演じていたが、女性的な魅力は感じなかった。物語は複雑で壮大な「愛」をテーマにしていて、日本だけでなく、スペインを舞台に繰り広げられた。

 三浦友和と山口百恵が主演する10本目の作品とあった。私は皮肉に、「何だ、ふたりの新婚旅行のためか」と思ってしまった。だって翌年、ふたりは結婚している。百恵さんはまだ21歳、友和さんは28歳である。友和さんは熱演していたが、役柄がピッタリ来ない気がした。

 それでも、ふたりの主演映画の興行成績はよかったというから、当時の人々は本当に純情だったと思う。リアリズムを好む私には物足りない。どうして『ホワイト・ラブ』という題名なのかと思ったが、映画のキャッチコピー「愛はいつも バラ色に染まりながら いくつもの涙と混ざりあって いつか白くかわっていく」を見て、なるほどと思った。

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