木村拓哉さん風の男性のセリフが気になって、リポビタンのテレビコマーシャルをもう一度見た。私の心に入って来たのは、昨日のブログに書いたセリフでは無かった。「何のために頑張るのか、時々わからなくなる」。そうだ、この言葉だ。
人は皆、懸命に生きている。でも、何のために頑張っているのだろうと自問する時がある。先日、下水工事の後始末が納得できないと相談を受けた。私は議員でもないし、自治会の役員でもないが、昔の知り合いから、「相談したいことがある」と言われてスルーは出来ない。
5年も前の工事、後始末が悪かったことに原因があったとしても、推測でしかないので施工業者と依頼人との話し合いで解決する以外に無い。私が地域新聞を始めた時の職員で、議員になった時は幹部、今は議員3期目の知り合いに会って相談にのってもらった。
彼は昔からの地付きの人、私のことは他所から来た「都会の人」のイメージだったようだ。話を始めると昔のことが思い出された。別れてしばらくしたら市の職員から電話があった。流石にやることが早い。私の方から出かけて行って話をした。
納得ができないと思うと、誰が何を言っても受け入れない。どんどん意固地になってしまっていることがよく分かった。何のために頑張って来たのだろう。意地というかプライドというか、上昇志向の強い人は、相手に非があることを認めさせたいばかりになってしまう。
暑い一日、どんな結論になるのか分からないが、私は誠意を尽くすしかない。