大谷翔平選手はどうしてあんなに魅力的なのだろう。今朝、大谷選手が出場した大リーグのホームラン競争をNHKテレビが放映するというのでテレビの前で、ある意味で緊張しながら観てしまった。このホームラン競争は各チームを代表するオールスター戦の前夜祭だという。
どんな風に行われるのかと思った。大谷選手はこれまでの試合で、断トツの33本のホームランを打っているから、誰もがこの競争は大谷選手の勝ちと予想していた。3分間とボーナスの60秒という短い時間内に、何本のホームランを放つかという時間との勝負のように見えた。
ピッチャーはマーシンかと思ったら、打者が指名した人だった。第1ラウンドで35本も打った選手がいたが、だいたい20本打てばいいようだ。これまでの試合で最多の大谷選手は8人の打者の一番最後だった。対戦相手は若いソト選手で、1回戦は同数のホームランだった。
同数の場合は再チャレンジだが、これも同数で、最後に3球投げての勝負となり、先攻のソト選手に及ばなかった。決勝戦はソト選手より上回ったアロソン選手が優勝した。お祭りらしく、チームメイトばかりかその家族も参加し、誰彼構わずハグして回り、喜びを共有していた。
大谷選手はヘトヘトの様子だったが、投手役の人も捕手役の人も、緊張したことだろう。これは慣れないとチャンピオンにはなれないだろう。大谷選手にはみんなが期待している。きっと彼はやり遂げるだろう。明日はピッチャーとして登板するらしい。落ち着いて投げて欲しいものだ。バッターで登場した時は、間違いなくホームランを打つと思う。