友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

市民活動センターの開設に向けて動き出す

2021年07月22日 17時20分02秒 | Weblog

 市の呼びかけで、12の市民団体が集まり、「市民活動センターに関する市民団体ワークショップ」が開かれた。主に子育て支援やひとり暮らし、あるいは要介護などの支援を行っている団体がほとんどで、防災のために井戸を掘っているという私たちは異色な存在だった。

 「助けたい」と考え活動している団体が、たくさんある市は誇りに思っていい。いや、それだけ行政だけでは支援が難しいのかも知れないし、行政の枠では支援が届かないのかも知れない。市民活動が活発な市は、助け合いの精神に富み、市民生活も充実しているはずだ。

 ワークショップに不慣れな老人は、黙って皆さんについていくしかない。どんな市民団体が、どんな活動を行っているのか、そんな情報がいつでもどこでも手に入る、情報の発信とそれを支える特定の施設は、いっそう市民活動を広げることになる。

 だから、市民活動センターの開設は必要だ。市は市民団体を集めてワークショップを開き、こんなにも強い要望があったと具体化したいのだろう。けれど、市が具体案として考えている、2つある図書館の1つを無くしてそこに市民活動センターを置くことには反対だ。

 市は財政破綻からの脱却のため、施設の統廃合や民間委託を進めているが、なぜ、市民集会を何度も重ねて、説明と意見交換を行わないのか。こんな上から目線で施策を推し進めてしまう市では、せっかく活発になってきた市民活動が押し殺されてしまうだろう。

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