周りの「ワクチンを打った」という声に押されたのか、カミさんは3月の白内障の手術が気になってか、孫娘にファイザーが打てる病院を探してもらったのに、自ら空港の集団接種会場に電話して予約をした。
それで急遽、昨日ワクチンを打つことになった。私は暖かくなった4月過ぎがよかったのに、「ふたり一緒に申し込んだから」と有無を言わせない。時間は5時15分の受付だったが、遅れてはいけないと思い、5時には会場に着いた。
駐車場に誘導する人、駐車の位置を指示する人、会場へ案内する人、建物の入り口で2階へ上がれという人、その入り口で接種券と体温をチェックしする人、机の前に座ると名前と生年月日を聞かれ、接種券と体温が再び検査された。
さらに同じことをされた上で、ようやく接種のブースに入る。気さくな看護師さんで、生年月日や先回打った副反応あるいはアレルギーは無いかと聞き、「ハイ、討ちますよ」と言い、チクッとして「ハイ、終わりました。次へお回りください」と言う。
接種後の15分間、テレビを見ていると、スタッフが何やら言ってきたが聞き取り難い。周りを見ると夫婦連れが多い。どうせ車で行くのだから、一緒の方がいいでしょうという考えなのだろう。見ているとダンナがカミさんの世話をする組と、逆にカミさんがダンナに声をかける組と半々だった。
看護師さんに「お酒は飲んでもいい?」と聞いてしまったので、昨夜は指示通り禁酒した。今朝は熱も無く、心配された副反応は起きなかった。カミさんはゴルフ仲間の集まりに出かけたので、私はひとりでフレンチトーストを作って食べた。
今晩は、ワインに合う食事にする。娘は「テレビで日本チームの応援を」と言うが、健闘に敬意と賛美は送っくても、きっとテレビはドラマを観てしまうだろう。