午後1時に印刷屋さんが、追加で頼んだ『はがき絵』を届けてくれた。支払いも済ませたかったので金額を聞いたが、あいにくきっちりと揃わなかった。バッグに万札を入れて1階の玄関ホールに降りた。印刷屋さんに支払いして『はがき絵』を受け取り、帰る途中でバッグが落ちそうになるのを堪え、家に辿り着いた。
頂いたお釣りを仕舞おうと財布を探すが見当たらない。帰る途中、バッグが落ちそうだったが、財布だけ落ちたのだろうか?それとも支払う時に財布が邪魔だったので、郵便受けにとりあえず入れたのだろうか?最悪なのは、玄関ホールで落としてしまったのに気付かずに帰って来たのかも知れない。
急いで元に引き返すが、どこにも見当たらない。財布には現金が少しと運転免許証、クレジットカードが1枚、NPOおたすけの名刺が2~3枚入っている。現金の入った財布はまず戻らないと聞いたことがある。それでもと思い、管理事務所に行き、「財布の落とし物の届けはありませんか」と訊ねたが、「今のところは無い」と言うので、形と色を告げた。
家に戻り、初めから動作を思い出しながら、机の引き出しを開けるとそこに財布があった。万札だけをバッグに入れて出かけたのだった。すぐに管理事務所に、「ありました」と電話した。何という失態か!悔やんでいたら玄関ホールで、知り合いの女性に出会った。名古屋の錦三でクラブを経営している彼女は私と同じくらいの年齢だ。
その彼女がいきなり、「どうして60で定年になるか分かる。頭がボケるからなのよ」と言い出す。まるで私の失態が見られていたかのようで、さらに落ち込んだ。
もう忘れて同じ失態を繰り返さない様にこれから気をつけましょう。
二度と繰り返さない、ここが大事ですよ。では。