天気予報を見ていたら、今日は一日中雲のマークになっていた。風も無いようだから作業に向いている。何も植えていない鉢が大小合わせて25鉢もある。「花が無いのは寂しいね」とカミさんに言われ、何時でも花が植えられるように準備だけはした。
けれど、何故かやる気が出ない。「花を買いに行きましょうか」とカミさんに言われて、「いや、今あるペチュニアを植え替えるから」と断った。咲き続けているペチュニアは昨年の春に植えたものだ。秋には枯れてしまうと思ったのに、咲き続け種がこぼれて新しい株が育っている。
今日は一日中作業をする。2年目のペチュニアを深い鉢に移し、浅い鉢には新しい株を等間隔に植え替えた。数を減らしたチューリップは見に来てくれた人がいたから、遣り甲斐があったけれど、誰にも見られないと思うとやる気は失せる。困った性格だ。
緊急事態宣言が解除され、時間制限付きだが飲食も出来るようになった。もともと居酒屋に行くことは無いので何も変わらない。飲食がコロナ感染の元凶のように言われていたのに、オリンピックを前に、以前の日常が戻って来たかのような錯覚に落ちる。
オリンピックは結局、何が何でも開催されるのだ。テレビも新聞も開催に懐疑的または批判的だったのに、反対を口にするメディアは無い。オリンピックになれば、メダルの数ばかりが報道され、国民は歓喜して選手を称えるだろう。そんなものだと再び思う。人は期待されるとやる気になり、されなければやる気は失せる。
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