月曜日の夜7時からは、BS4で合唱団フォレスタが歌う『こころの歌』を見ることが多い。昨夜も『シャボン玉』を聴いていて、昔のことを思い出した。日教組青年部の集まりが三重県の高原であり、私は愛高教青年部のひとりとして参加した。
夜、焚火を囲んでみんなで歌った。そのひとつが『シャボン玉』だった。同じ歳の青年部長が私に、この歌の意味を教えてくれた。彼は「堕胎の歌」と言ったけれど、幼くして世を去った幼児への「追悼の歌」と言ったのかも知れない。
彼は国語の先生だったから、私は何の疑いもなく「博識だなあー」と思った。子どもの頃には気づかなかったが、『シャボン玉』には悲しい匂いが漂っている。「屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた」「シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに 壊れて消えた」。
童謡には何となく怖いような悲しいような歌がある。江戸時代から子どもたちが遊びながら歌ったという『かごめかごめ』も意味がよく分からない。「かごめ」は囲むの意味なのか、「いついつ出やる」も「鶴と亀がすべった」もどうしてなのと思ってしまう。
みんなでよく歌った『赤いくつ』、どうして異人さんに連れていかれたのか,子どもの頃は考えたこともなかった。幼稚園の時、歌って演技もした『月の砂漠』も不思議な歌だ。王子と姫は部下も連れずにいったいどこへ行くのだろう。新婚旅行なのか里帰りなのか、考えても意味の無いことを思い巡らしてしまう。
台風4号が長崎県に上陸し、熱帯低気圧となったが雨風には注意するようにとテレビは伝えている。今は雨もなく、風も吹いていないが、これからどうなるのか心配だ。明日は孫が曾孫の息子を連れてと来るという。天候は大丈夫だろうか。
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