友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

北川景子さん主演の『女神の教室』を観た

2023年02月07日 17時24分26秒 | Weblog

 北川景子さん主演の『女神の教室』を観た。裁判官にしろ、検事にしろ、弁護士にしろ、「正義の人であるから、オレは目指す」と、高校時代に決意し、法学部に進学した友だちがいる。しかし、司法試験は合格しなかった。

 あの頃、ドラマのようなスクールがあったら、彼は受講していただろうか。司法試験は法律を隅から隅まで暗記しないと合格しないと聞いた。暗記出来れば試験に合格できるなら、暗記が得意な私にもチャンスがあったかも知れないなどと、夢を見る。

 北川さんの役は、法科大学院に派遣された地裁の裁判官で、彼女は法律を暗記する前に、「人を知らないといい法律家にはなれない」と考えるユニークな教員である。昨夜のテーマは小学生を写真撮りする高齢者の行為だった。学生たちはジイジは不起訴が妥当と結論した。

 そこからなぜ痴漢の問題になったのかよく分からないが、北川さんは被害者と加害者の立場から学生たちに討論させる。弁護士になれば被害者からも加害者からも弁護を依頼されるからだ。痴漢行為は許されないが、満員電車に乗ったことがある人なら、状況がよく理解できる。

 私が電車通勤していた頃は、息も出来ないくらいのスシ詰めだった。電車の扉が閉まらなくて、駅員が何人かで乗客のお尻を押し込んでいた。男性客は痴漢だと言われないように、両手を上にあげよと教えられたが、カバンなど持っていたらそれも出来ない。

 何事も無いようにと願うばかりだったが、偶に若い女性と真正面で向き合ったり、女性のお尻に手がいってしまうことがある。男はちょっと興奮するが、女は嫌らしいと思うようだ。痴漢防止の決定打は、車両をスシ詰めにしないこと。スシ詰めでなければ、痴漢行為をする人はいないだろう。

 ドラマの狙いがどこになるのか分からないが、法律の解釈を巡っていろいろ意見が出て面白い。実際の裁判官や検事や弁護士が、あんな風にやり取りするとは思えないが、ドラマがどう展開するのか興味深い。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先輩の話に付き合うことで精... | トップ | 夫婦で家族で話し合いが必要... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事