もうすぐ夏至なのだから、この暑さは当然だと思うけど、むしろジメジメした蒸し暑さが無いことが不思議だ。今年の夏は、伸び伸びになっていた親族の集まりをやろうと思い、都合の悪い日を教えてと、ハガキ印刷をしようとしたが出来ない。
パソコンを替え、プリンターも新しくしたら、これまであった「ハガキ印刷」が無くなってしまった。物が新しくなれば使いやすくなるなら分かるけど、こんなに分からないことが続くと、さすがに我慢強い私もイラっとする。
歯科医院に行った時、「最近、口の中によく水疱が出来るのですが」と先生に訊くと、「どうしても歳を取ると、頬の筋肉が衰えてきて、歯で噛んでしまうことがあるんですね。舌を使って、頬の筋肉を鍛えてみてください」と言われる。
最近は人と話すことも無いから、口を開けることも無くなり、「活舌が悪くなったな」と中学の同級生からも指摘された。まだ、目は見えるし、耳も聞こえるが、いずれどこかが痛んでくるようだ。
市民講座を開催してきた代表の女性は、「電話だと話が出来ない」と憂うハガキを送ってくれた。「絵手紙教室は頑張っています」とあり、豆から若芽が吹き出している絵には、「たまには がやがやと」と言葉が添えられている。
話しが出来ない苦しみと憂鬱、それでもきっと誰かと話しがしたいのだろう。自分のことを知っている人なら気軽に話せると思ってみえることだろう。中学の同級生が仲良しだった男の名を上げ、「どうしている?」と私に訊いた。
彼は喉頭ガンでほとんど会話が出来ない。自分がどうすることも出来ないのに、電話で症状を聞くのも辛いので、「聞いていない」と答えると、「意外に冷たいなあー」と言う。楽しいことなら企画も出来るが、そうでなければ気は重い。
もう一度、プリンターに挑戦してみよう。ヤレヤレ‥。
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