友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

星に願いを込めて

2021年07月17日 18時02分32秒 | Weblog

 金曜日にもうすぐ9ケ月になる息子を連れてやって来た孫が、「パパちゃんに頼もうっ!」って置いていった袋を開けると、七夕飾りの笹と短冊と色紙が入っていた。「ヒマしてる」と言うんだから自分で作ればいいと言えばよかったのに、「作っておいて」と言うことかと解釈して作り始めた。

 短冊は孫夫婦が子どものために願い事を書けばいいが、星を貼っておこうと思い、色紙から星型を切り抜く手順を思い出そうとするが出てこない。結局、適当に星型を切り抜いた。織姫は孫娘のように、彦星はダンナのようにと思って顔を描いた。

 来月の14日、軒下にでも飾るといい。彼女はどこで七夕飾りの材料を手に入れたのだろう。子どもの頃は、兄貴の子ども二人は男の子だったので、七夕飾りを括り付けた長い竹を事務所の玄関先に縛り付けていた。けれど、私は結婚しても団地住まいだったから、七夕飾りをしなかった気がする。

 昔、行っていたことが無くなったり、逆に昔は無かったことが流行ったり、浮き沈みは世の常、仕方のないことだ。新型コロナ禍で経済は落ち込んでいると思ったら、税収は上がっているという。儲かっている企業はどこなのだろう。投資で儲けているとか、株の売買で利益を上げているとか、私には縁の無いことながら、そういうこともあるのかと感心する。

 アメリカ大リーグの大谷翔平選手の後半戦が始まった。まだ、ホームランは出ていないようだが、活躍が楽しみだ。にわかファンで申し訳ないが、つい気になってしまう。星に願いを込め、頑張ってくださいと願う。

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戦争の無い世界であって欲しい

2021年07月16日 18時30分55秒 | Weblog

 孫がもうすぐ9ケ月になる息子を連れてやって来た。彼女は月に1度、顔を出すようにしてくれている。「ヒマだから」と言うが、「ジジババの相手をしてあげなくては」と思っている。スマホやポイントの使い方が分からなくて困っているカミさんに手ほどきし、「パパちゃん、郵貯に小銭を持って行くと、手数料を取られることになったよ」と教えてくれる。

 曾孫は来る度に成長しているのがよく分かる。先回来た時は余り食べなかった離乳食を、今日はペロリと全部食べた。何よりも好奇心に満ちた目でジッと見つめ、ニコリと笑ってくれるから、私の方が嬉しくなってしまう。するとそれが彼に伝わるのか、ケタケタと笑い返してくれる。赤子は純真そのものだ。

 人は育っていくうちに、汚れていくのは学習の成果なのだが、育つことは罪なのだろうか。初めて地球に誕生した人間、アダムとイブは悪魔にそそのかされて禁断のリンゴを食べた。それから二人は好奇心を持ち、学習することになった。歓喜も苦悩も知ることになった。病気のような試練も受け入れ、乗り越えることもあれば死を迎えることもある。

 東京の新型コロナ感染者は増え続ける中、IOCのバッハ会長は広島の平和公園を訪れ、献花し「オリンピックで平和を」とスピーチしている。原爆資料館は見てくれたのだろうか。見たなら、何を考えたのだろう。IOCが率先して反戦・反核運動を展開して欲しいと願う。曾孫たちが迎える世界は、戦争の無い世界であって欲しい。

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さて、どうしたものか!

2021年07月15日 16時27分22秒 | Weblog

 空模様と同じで、バタバタと忙しかった。午前10時に喫茶店で友と会うから「よかったらどうぞ」とメールをもらったので、出かけて行ったのに誰もいない。30分待っても来ないので、農業塾をやっている友だちの所へ行ったが、小屋には誰もいない。

 そう言えば、彼らの畑は小屋よりも一筋北だったことを思い出して回ってみた。半分雑草に埋まった畑でせっせと何か世話をしていた。「小屋に置いてある」と言うので、再び小屋へ向かう。小玉スイカを3個買っただけなのに、ナスとキュウリを5本づつもらう。

 喫茶店に誘った友だちにメールすると、「返事が無かったから、昨日に変えた」と返信が来た。驚かそうと連絡しなかった私が悪い。家に戻ると、またたく間に暗くなり、風が吹いてきて、激しい雨降りとなった。雷が近くで「ドーン」と鳴る。

 やれやれ、雨は止むのだろうか、そう思いながらひとりで昼食をとる。午後1時半、約束通りに、一緒に議員だった人の家を訪ねた。今朝、「相談にのって欲しい」と電話があったからだ。下水道工事の時の工事が完璧で無かったのか、土が崩れて大変だったこと、大雨が降るとマスから水が吹き出すことなど苦情を聞く。

 工事を行った会社を聞くと、昔、役場にいた人間が主任で、「任せてちょう」と言ったのに、杜撰な工事を問うと電話にも出ない。「どうしたらいいか」と悔やんでいる。役所に行って、その主任なる人物を聞くと、私もよく知る男だった。さて、どうしたものか!今晩はゴルフの反省会に誘われているから、ここまで。

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支えてきた人の思いや努力に感謝

2021年07月14日 18時04分44秒 | Weblog

 

 子どもの頃、母親だったか姉だったに連れられて、歌舞伎を観たことがあったが、何を言っているのかよく分からなかった。昨日、前進座の『東海道四谷怪談』を観劇したが、やっぱりチンプンカンプンだった。どういう物語なのか、事前に学習しておくべきだった。

 さらに、役者が何役もやるためか、誰が誰なのかも識別できない。歌舞伎だから、女も男が演じているのだが、見分けも出来なかった。ただ、毒薬で醜い顔になったお岩が鉄漿(おはぐろ)を塗り、櫛で髪をとく場面はなぜか私も知っていて、これが「髪梳き」かと思いながら観た。

 『四谷怪談』の見せ場である、戸板の表裏に打ち付けられたお岩と巻き添えとなった青年が、交互に現れる早替わりや、仏壇の中に引き入れられる仏壇返しなど、思わず拍手したくなった。よく分からなかったセリフのやり取りに、思わずニヤリしたり、結構歌舞伎を楽しむことが出来た。

 それにしても原作者の鶴屋南北は、何が言いたかったのだろう。自分の欲のために何人も殺してしまった民谷伊右衛門は、最後にお岩の妹のお袖とその婚約者の手で殺されるから、「悪事身にかえる」と言いたかったのだろうか。お岩や伊右衛門に惚れ、祝言までしたのに殺されたお梅や、お梅の母親の死は何だったのだろう。

 江戸時代の町民の娯楽だった歌舞伎や相撲は、今日まで続いている。支えてきた人たちの思いや努力に感謝したい。

   

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間違いなくホームランを打つ

2021年07月13日 16時14分46秒 | Weblog

 大谷翔平選手はどうしてあんなに魅力的なのだろう。今朝、大谷選手が出場した大リーグのホームラン競争をNHKテレビが放映するというのでテレビの前で、ある意味で緊張しながら観てしまった。このホームラン競争は各チームを代表するオールスター戦の前夜祭だという。

 どんな風に行われるのかと思った。大谷選手はこれまでの試合で、断トツの33本のホームランを打っているから、誰もがこの競争は大谷選手の勝ちと予想していた。3分間とボーナスの60秒という短い時間内に、何本のホームランを放つかという時間との勝負のように見えた。

 ピッチャーはマーシンかと思ったら、打者が指名した人だった。第1ラウンドで35本も打った選手がいたが、だいたい20本打てばいいようだ。これまでの試合で最多の大谷選手は8人の打者の一番最後だった。対戦相手は若いソト選手で、1回戦は同数のホームランだった。

 同数の場合は再チャレンジだが、これも同数で、最後に3球投げての勝負となり、先攻のソト選手に及ばなかった。決勝戦はソト選手より上回ったアロソン選手が優勝した。お祭りらしく、チームメイトばかりかその家族も参加し、誰彼構わずハグして回り、喜びを共有していた。

 大谷選手はヘトヘトの様子だったが、投手役の人も捕手役の人も、緊張したことだろう。これは慣れないとチャンピオンにはなれないだろう。大谷選手にはみんなが期待している。きっと彼はやり遂げるだろう。明日はピッチャーとして登板するらしい。落ち着いて投げて欲しいものだ。バッターで登場した時は、間違いなくホームランを打つと思う。

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質素な生活は無理なようだ

2021年07月12日 17時19分48秒 | Weblog

 「雨後の筍」ではないが、植え替えたペチュニアの鉢に夥しい雑草が芽を出してきた。私には雑草だが、これらも何かの花の種から発芽したものだ。全てを受け入れる私の「主義」なら、そのまま育てるべきなのに、1本1本摘み取って抜いて回った。

 きれいなものしか受け入れないとは矛盾していると、ブツブツ口籠りながら作業をしていると、遠くで雷の音がした。北西の空は明るいのに、南東の空は真っ黒い雲が広がっている。「急な雨にご注意ください」と、気象予報士がテレビで言っていたが本当だ。

 部屋に戻りしばらくすると、台風の時のような激しい風が吹きつけてきた。部屋の中も物が突風に吹き飛ばされたので、急いで部屋のガラス戸を閉めて回る。前が見えないほどの激しい風雨、間一髪で何とか免れた。

 異常気象は日本だけではない。先日もカナダのバンクーバーで49度、今日もアメリカのラスベガスで47度になっている。例年に見られない気象現象が世界の各地で起きている。産業革命以後、私たちの生活は急速に「豊か」になったが、平均気温を確実に上げてきた。

 新しい技術は、新しい「負」を生み出す。人類はこの連鎖を断ち切ることは出来ないようだ。私の高校から友だちで、議員を辞めた今も社会運動に取り組んでいる彼が、「江戸時代くらいの生活にならんとダメだろうな」と言っていたが、生活のレベルを下げることは難しい。

 人は隣りも同じなら納得する。みんなで質素な生活を望まない限り、救いはない気がする。今週は結構忙しい。明日は演劇を観に行くし、明後日は農業塾の友だちの所へ、翌日は孫が来る。質素な生活は無理なようだ。

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分かってはいるんですが‥

2021年07月11日 18時08分38秒 | Weblog

 姪が昨夜、ダンナと一緒にやって来た。ふたりが揃って来るのだから、何かあるはずだ。電話の感じでは、「良いことみたいよ」とカミさんは言う。ドアを開けて見た瞬間、笑顔だった。姪夫婦の長男が「入籍したので」と、祝い菓子が入った袋を差し出す。

 懐かしい。私の兄貴が結婚した時、菓子の詰まった袋を家の前に集まっていた人たちに向かって放り投げ、みんなが「キャーキャー」言いながら受け取っていた。70年近くも前、結婚式も葬儀も自宅で行われ、まるでお祭り騒ぎだった。

 「入籍はしたけど、このご時世なので結婚式は挙げないそうで」と話す。「そういうケースが多いみたいだね。もう、一緒に住んでいるの?」と訊ねると、「いや、住むのは今月末からだと言う」と教えてくれる。ふたりが納得して計画しているのなら、親といえども受け入れるしかない。

 「見合いのような形で出会い、付き合い始めて3ケ月で入籍ですから、こっちが驚いています」と、嬉しい反面で子どもたちの価値観との違いに戸惑っている様子だった。ふたりが気に入ったのだから、時間や形式に拘ることは無い。

 両親に似て可愛い顔をしたイケメンだが、大学院を出てコンピューター関係の仕事に就いた時、「どういうことをしているの?」と聞いたら、「説明しても理解できないですよ」と言われてしまった。天才は一般人には理解できない。姪夫婦は「早く孫の顔が見たい」と言う。「それ、言っちゃーダメだよ」。「分かってはいるんですが‥」とダンナ。

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彼らから教えられることばかり

2021年07月10日 17時05分32秒 | Weblog

 昨日、雨の中を、私が初めて担任したクラスの「50年前の学生時代を共に過ごした級友の『今』をお伝えします」と題された、『同級生TIMES』No.9が郵便受けに入っていた。コロナ禍が始まった昨年5月に創刊され、今年の3月にはNo.8にまでなった。

 担任だった時には気付かなかった、それぞれの個性を見ることが出来て読むのが楽しみだった。原稿を集め、編集して印刷し、配布する。印刷費も郵送費もかかるのに、「給付金の10万円が元手だから」と笑うが、なかなか出来ることではない。

 「我々古希を迎える年に近づく中で改めて半世紀前の仲間と繋がるきっかけを貴方は与えてくれました。本当にありがとうございました。感謝しかありません」と、級友のひとりが書いていた。級友の指摘するように、「世話好きが高じて(新聞の)発行に至った」。

 「貴方の道楽的な新聞作りに能動的に協力する人や、受動的に協力する人、それと完全に無視したりする人、他人は誰もが選択の自由があります。同級生だからといっても卒業して其々独立した人生を歩んでいるし、私的な個人情報を同級生に伝える義務もありません。なので各人の多様性を認めるしかありません」と厳しい。

 それでも「ご苦労様でした。本当にありがとう!」と結んでいる。私も同感だ。卒業して50年も経ているのに、深い友情で繋がっていることが羨ましい。誰かが言っていたけど、「数字で人を評価してはいけない」っていうのは本当だ。それぞれがそれぞれの道を行く。彼らから教えられることばかりだ。

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反対派の作品、見てみたかった

2021年07月09日 18時08分34秒 | Weblog

 名古屋市中区の「市民ギャラリー栄」で、開催中の『表現の不自由展・その後』が中止になった。不審な郵便物が届き、市の職員が開封すると破裂音がしたという。名古屋市は「市民の安全を守る」ため、ギャラリーの利用を停止した。

 2019年に愛知県美術館で行われた「あいちトリエンナーレの企画展」で、名古屋市長の河村たかし氏や高須クリニックの高須克弥氏が慰安婦像や昭和天皇の肖像を焼く作品に抗議し、その後、大村・愛知県知事のリコール運動を展開した。

 今回は、民間団体による名古屋市の施設で開催なので、河村市長は黙認したが、展示に反対する団体は抗議行動を続けていた。さらに、同じ施設で不自由展に批判的な団体による「あいちトリカエナハーレ」が行われる予定だった。

 これは面白い。2つの展示が同時に見られるなら、行ってみようと私は思っていた。表現に思想が無いなら、それは作品では無い。見る人に、作者の意図を汲み取ってもらうための表現である。嫌なら見なければいい。作品に価値があるか無いかは、見る者が決めればいい。

 「反対」とか、「同調できない」のであれば、言葉で伝えるべきだ。暴力で相手を潰そうとすることは絶対にすべきことではない。デモが時に暴力になるが、私はすべきではないと思う。暴力を振るえば、相手も暴力を振るう。そこからは何も生まれない。反対派の作品、見てみたかった。

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早く忘れてしまいたいから

2021年07月08日 17時02分04秒 | Weblog

 昨夜、寝る前に右の下顎が腫れていた。今朝見ると、それほどでもなかったが、念のためにと思って通っている歯科に電話をすると、「午後1時45分に来てください」と言う。木曜日なのに休診でなくてよかった。化膿止とうがい薬と痛い時に飲む薬をもらった。

 どうして下顎が腫れたのか分からない。それより以前から、右の首から肩にかけて痛いのが気になる。首を回した時だけ痛む程度だから、生活には支障がないので放ってあるが、下顎の腫れと関係があるのだろうか。歳を取ると身体のアチコチにガタが来る。

 毎日、雨が降っている。梅雨入りはいつだったのだろうと、思い出そうとするが出てこない。コロナ禍も1年以上も続いていると、ウンザリするばかりで、どうでもいいやという気になってしまう。オリンピックも1年延期され、7月23日からの開催は決定事項なのに、未だに観客を入れるか入れずに行うか決まらない。

 これは政治家の手法のようだ。オリンピックとコロナ禍を抱き合わせて、グダグダやっているうちに、「オリンピックは無観客でやろう」と、国民の方が求めている雰囲気になってしまった。鬱積した気分が長く続くと、どうでもいいやという気になって来る。

 オリンピックが開催されれば、名場面が特集され、メダルの数に一喜一憂し、微笑ましい物語や悲しい物語が創り上げられ、終われば、「やってよかった」と歓喜するだろう。人は苦しいことや嫌なことを早く忘れてしまいたいから。

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