goo

太く短くショートホープなのだぁ〜っ!

2017年01月31日 | たばこの気持ち
▶︎1月27日の夜8時頃、専売ビル3階の喫煙室で一服していたら、働き盛りの専門職らしき男子がやって来て、礼儀正しく私の目を見て「こんばんわ。」と挨拶してくれました。「太く短く」をモットーに、JTのたばこ「ショートホープ」を吸ってる、なかなか良さげな人だから、ちょっとだけお話ししてみようと思い、こちらから試しに話しかけてみたのです。
▶︎そしたら、専売ビル入居1年の公園設計のエンジニアさんで、全国各地の公園を設計しているそうです。そもそも公園をとりまく環境は、住民の年齢構成の変化や、経年劣化に伴うメンテナンスを含め、たえず人の手をかけていく必要性があり、それなりのコストによって維持されているそうです。というわけで、また一人、知り合いが増えた気になり、とても嬉しくなりました。
▶︎階段で素通りする人と、あいさつだけでもできる人が増えれば、居心地の良い職場環境になりますね。と、詩吟教室を終えた反省会の場で、私は思った次第です。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

高校生からわかる『資本論』(その6)

2017年01月31日 | O60→70(オーバー70歳)
【112ページ】あくまで形式的にはこうやって、お金を持っている資本家と、自由な労働者とが、貨幣と労働力を等価交換している。これが今の世の中なんだよ、ということ。
何だか変な感じ、不思議な感じがするけれど、建前としてはこの通りでしょう。
《資本論》貨幣所持者が労働力を商品として市場で発見するための第二の重要な条件は次のことである。すなわち労働力の所持者が、自分の労働の成果たる商品を売ることができずに、自分の生きた身体のなかに存在している労働力自体を商品として提供しなければならないということである。

【114~115ページ】かつては日本人がこの表示を見て、「あっ、タバコを吸うことが自由なんだ」と勘違いしてタバコを吸って怒られたということがあるんだけれど、スモーキングフリーというのは、禁煙という意味なのね。「ここで吸ってはいけません」。スモーキングからフリーだよ、タバコの煙からフリーだよ、という意味なのね。スモーキングフリーは禁煙という意味になります。
つまりフリーには二つの意味があるわけです。とっても自由だよ、何をやっても自由だよ、という意味と、何かからの自由、という意味があります。英語でもドイツ語でも同じことばなんだよね。マルクスはドイツ語で本を書いているものだから、ドイツ語の掛け詞になっているわけ。この労働者というのは二重の意味で自由なんです。「自分の労働力を誰に売っても自由だよ」、まさにフリーなんだよね。
その一方で労働力以外に売るものがない。生産手段とかそういうものを持っていない。そういう生産手段からフリーなんだ。だから労働力を売るしかない。これを二重の意味で自由だよ、という言い方をしています。日本語に訳しにくいけど、二重の意味で自由な労働者がいるからなんだよ、ということになります。

[ken] 「労働者」の定義や「自由」の意味について、本書のような頭の整理をしておくと、経済や社会を理解する上でたいへん有意義だと再認識しました。また、114〜115では、たばこを事例として「自由」について、わかりやすく解説されています。(つづく)
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )