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嫌われるつもりはないけれど!

2017年01月11日 | ここで一服・水元正介
▶︎大先輩のKさんから、画像のような年賀状が届きました。
▶︎添え書きに違和感を覚えたことと、間違ったお考えにはいくら大先輩といえども、一言進言すべきは礼儀であることから、私は「Kさんが元気なのは、若い頃に趣味を持ったからではありません。その証拠に、趣味を持っていない人でも元気に長生きしています。逆に趣味を持っている人が、必ずしも毎日忙しく過ごしているわけではないでしょう。ゆえにKさん、あなたは元々お元気だから、趣味を続けていられるのですよ!」と返信させていただきました。
▶︎これだから、オレって、時々とても嫌われるのかな?
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『はじめてのマルクス』 (その15/完)

2017年01月11日 | O60→70(オーバー70歳)
【154ページ】
佐藤 資本論体系のなかには、基本的には租税がないんですよね。

鎌倉 そうです。ないです。

佐藤 租税は外部的なものですから。

鎌倉 そういうことです。資本は労働力の商品化を通して商品経済的関係の中に労働者を包摂し、自立するから、その限り国家は必要ないのです。

【175ページ】あとがき(鎌倉孝夫)
この対談では、いかに労働力商品化を克服しうるのかに関しても一定程度議論したが、私は、今日の瀕死状態にある日本の労働運動の中で、労働者、その組織的行動こそ社会存立の根拠であるということの現実を、日々の労働と生活の中で、具体的に示していくこと――変革課題を明確にし、その実践を可能なところから進めることによるほかない、と思っている。

(ken) 私は、長く労働運動の中に身を置き、今もパート社員とはいえ職業としているわけですが、〈俯いて 膝に抱きつく 寒さかな〉(夏目漱石)という句を噛みしめながら、どうしたものかと考えあぐんでいます。(終わり)
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