前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

民主党への審判。鈴木県議・中村市議の結婚パーティ。安全専門委員会が報告書。今日、市民行進。

2012年06月11日 | Weblog
       昨日は福井県医療生協の総代会、福井県原子力安全専門委員会、鈴木県議と中村市議の結婚パーティでした。

       医療生協総代会では、発言から医療改悪のなかでの経営の課題と組合員の要望との「葛藤」がうかがえました。かねもと衆院1区候補があいさつしましたが、草の根での取り組みが大きな力です。医療現場では消費税は患者さんに転嫁できないので、消費税が倍となれば医療機関の経営にも大きな打撃となり、結果的に地域医療崩壊がすすみかねません。

いまの民主党の「一体改革」はほんとに「一体改悪」です。その審判は、昨日の沖縄県議選でもしめされました。


     鈴木県議と中村市議の結婚パーティにはたくさんの県議、市議はじめ、各界の方々がお祝いに。
鈴木県議は「つぎの県議選にはでない」とあいさつのなかで明言し、事実上の衆院選への出馬表明か?と話題に。中村市議と同僚議員の鈴木市議は仲間とともにステージにあがり、新郎新婦に熱く迫っていました。

お二人は選挙地盤が違うため、「当面は週末婚」とか言ってましたが、あまり無理せずに自然体で家庭をきずいていっていただきたいものです。おめでとうございます。

    県議の間では、当面の原発再稼動問題が話題に。いよいよ、今週があつくなりそうです。


    昨日は、福井県原子力安全専門委員会も開催されました。
    わたしも最初の30分ぐらいを傍聴しようと、細川県議、山本正雄県議とともに関係者席に。ところが、一般傍聴が50席だったため、10数名の希望者が入れなかったことや報告をまとめようとしていることなどに一部の方々が委員席につめより、大声で抗議。県の部長や課長の制止も聞かなかったために、会議そのものが別室で開かれ、県内から傍聴にきていた多数のみなさんも「排除」されることになってしまいました。

    これは大変残念なことです。きちんと、委員会の発言を「監視」し、審議内容の問題点をこそ全県民にむけて発信する市民団体のみなさんの活動ができなくなってしまったからです。なんのために傍聴を希望されたのでしょうか。

これまで、全体として多数の傍聴者が整然と傍聴され、その内容を批判的に分析し、それぞれのみなさんが発信し、再稼動反対の運動発展に貢献してきたとおもっているだけに残念でした。

     なお、現場では、福井大学の佐分利教授から「なんとかなりませんか」と要望もいただき、その場で県側にも「別室でのモニター傍聴などもできないか」とお願いしましたが、「無理」との返答でした。県側も、今後は希望者が定席を超えた場合は、モニター傍聴室をつくるなど工夫していただきたいと思います。



      さて、今日からひきつづき午前9時~午後5時まで県庁前で再稼動反対の宣伝行動を原発問題住民運動連絡会がおこないます。また、今日は、午後1時半から市民行進です。光陽3丁目の生協クリニックを出発し、県庁横の中央公園までを歩きます。ぜひ、ご参加ください。

17日には福井市中央公園での集会も12時半から開催されます。


      県議会ではまだ、会派代表者会議や全員協議会の日程は決まっていませんが、報道されているように「今週中の決着」をめざすとすると、13日か14日には全員協議会が開催されることになります。
わたしは、ひきつづき20日からの定例議会で慎重審議を、と訴えます。もし、全員協議会開催なら傍聴を認めることやネット中継などは最低限必要でしょう。

ひきつづき頑張ります。応援お願いします!

以下、報道。


■NHK・・・・・大飯原発 専門委報告書案を了承

関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、福井県が設置した原子力の専門家などが参加した委員会が開かれ、「安全は確保できている」とする報告書の案が、おおむね了承されました。
報告書は11日にも西川知事に提出され、西川知事は原発を視察をしたうえで、今週中にも運転再開を判断するものとみられます。

福井県おおい町にある大飯原発の3号機と4号機の運転再開を巡り、福井県は、原子力や耐震工学の専門家などが参加した、県原子力安全専門委員会で、政府が確認したとする安全性を独自に検証しています。
10日の委員会は、開始前から運転再開に反対する市民グループが警察官らともみ合いになり、すべての委員が別室に移動し、傍聴人を入れない状態で、予定よりおよそ1時間遅れで始まりました。

委員会で示された報告書の案では、政府が決めた新たな安全基準について、「現時点で知りうるかぎりの知見を反映している」と評価したうえで、大飯原発の安全性について、「福島第一原発の事故を教訓に想定される地震や津波が襲っても、原子炉の安全を確保するための対策はできている」と結論づけています。
このほか、国や関西電力への要望として、国の新たな規制機関の早期発足や、万が一の事故への備えを十分に確保することなどを挙げています。
委員会は午後7時50分ごろ、報告書の案がおおむね了承されました。
報告書は11日にも西川知事に提出され、西川知事は原発を視察をしたうえで、今週中にも運転再開を判断するものとみられます。・・・