前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井市内各地で内水氾濫。県も福井市も真剣な対策を講じるべきです。

2013年09月04日 | Weblog
昨日は午前中は共産党の会議、午後から理事者からの説明をうけました。いよいよ9月になり、議会準備を開始です。

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 夕方強い雨で、以前から相談され、先日の福井県要望でも対策をもとめた湊地域をみてまわりました。

  ちょうど小学校の下校時間で、学校の前やちかくの道路が冠水し、こどもたちのくるぶしの上ぐらいまで水がついていました。
  学校前は迎えの車で混み合っています。
  校長先生にお話をお聞きしますと、「低学年は帰ったあとでよかった。下校させるかどうか迷いましたが、下校の措置をとりました」とのこと。そのため、先生方も下校ルートの安全確認、こどもたちの安全確認に懸命でした。
先生方の懸命な姿に感動しました。本当にお疲れ様です。

 小学校付近は間もなく水も引いていきましたが、子供たちの通る近くの交差点や日光地区が長い時間相当の水がたまったままです。

 地域住民のみなさんからは、「なんべんも市役所に言うが改善されない」「水がついた時は車の通行を規制してほしい」などなど厳しいご意見や注文をいただきました。
 
 排水作業をしていた業者の方は「大雨警報がでたら待機する」とのことでした。

 何度も主張していますが、このような内水氾濫は足羽川ダムでは防げません。
治水対策費が足羽川ダムや河内川ダムなど不要不急のダム予算に大幅にながれていけば、身近な治水対策がいっそう後回しにされかねません。

 先日も土木部に学校のこどもたちの通学路にあたる地域の治水安全度向上を要望し、「福井市と協議していく」とのことでした。
 以前も調査した、田原町商店街付近も同様でした。
また、みのり地区では道路が、深い場所で30cmほど冠水し、一時車が通行できなくなった、とのことです。

 昨日の集中的な降雨がさらに1時間、2時間続いたら被災する住宅もでたでしょうし、時間帯によっては登下校の子供たちの安全にもかかわります。
 県も福井市も、頻発する内水氾濫対策こそもっと真剣に取り組み、住民の安全向上に全力をあげるべきではないでしょうか。