前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福島原発災害対応について、福島県庁・南相馬市の職員のみなさんからお聞きしました

2013年09月14日 | Weblog
  昨日は、福島県と南相馬市の職員のみなさんから福島原発事故後の対応と現在の課題などを学ぶ、「絆で結ぶ災害対応セミナー」が滋賀県庁で開催され参加しました。
滋賀県庁のみなさんが福島県の災害対応の実際を学ぶというのは、福井県の原発事故を想定してのことでしょう。たくさんのみなさんが熱心に聞き入っておられました。

明日はいよいよ、大飯4号機も停まり、ふたたび原発ゼロの日本となります。
もう動かさないで原発!福井集会へ ぜひお集まりください。福井県庁横の福井市中央公園です。
 正午から文化企画。午後1時~集会です。明通寺住職で実行委員長の中嶌哲演さんのあいさつ。井上さとし参議院議員や、日本人初の宇宙飛行士の秋山さんらのスピーチがあります。参加者からの1分間スピーチもうけつけます。
 集会後は、県庁のまわりをパレードして訴えます。
 
 さて、昨日の福島のみなさんのお話です・・・・
  
 南相馬市にせまる津波




 事故当時は浪江高校の事務長をされていたという福島県生活環境部災害対策課の飯沼秀敏主幹兼副課長。そのまま避難所運営の担当に。一番困ったことのひとつがトイレで、あちこちに穴を掘って用をたせるようにしたが、若い女性や子供たちは大変だった・・・と。
 「市町村の集団ごとの避難が大事」「避難所ごとに食べものや衣類提供に差ができないように」などを留意点として述べられました。




 南相馬市復興企画部危機管理課の佐藤克己課長補佐は、「津波で耕地面積の3割が被害をうけ、原発事故で全域で作付けができなくなった。原発事故の影響が大変大きい」と強調されました。また、小中の生徒の在籍は小高区は3割を切り、全体でも6割ぐらい、と。
 除染作業についても仮置き場の問題が解決しないとすすまない、と苦悩を語られました。



 また、東京都庁のなかの都内避難者支援課に勤務している豊田吉彦主任主査、南相馬市危機管理課の寺田亮主査からも取り組みの詳細な報告がおこなわれました。

 あらためて原発事故災害時の行政活動の困難さを思い知らされました。


  ところで、滋賀県庁の廊下には、映画のポスターも・・・



  キャラクターも・・・・



  県議会のお知らせポスターも・・・