物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

ジャコ・パストリアス『THE CHIKEN』

2008年11月29日 | Weblog

 先日、「RUGTIME」へ行った時に、ファースト・ステージのオープニングの曲のタイトルがどうしても思い出せなかった。ジャズやフュージョン系のセッションでは、わりとよく耳にするジャコ・パストリアスの曲なんだけれど。

 家へ帰って、何という曲だったか、ブートも含めて30枚くらい持っているジャコのアルバムを引っ張り出し、ジャケット裏面の曲名リストを見て、思い出した。『THE CHIKEN』だ。あちこちで演奏しているジャコのライブの名曲である。

 「あ~、胸のつかえが取れたぁ!」とホッとして、「何か、ネット上に面白そうな音源ないかな?」と「JACO PASTORIUS CHIKEN」と入力しググってみる。すると、アマかプロかは分からないが、ベースをやっていると思しき人の個人ブログで、この曲のことについて記事投稿していた。それによると『THE CHIKEN』ジャコのオリジナルではなく、「ジェームズ・ブラウン・バンド」にいたサックス奏者ピー・ウィー・エリスの曲だそうだ。(え!?今まで知らんかった・・・)このブロガーも、ずっとジャコの作曲だと思っていたらしく、YOU TUBEの映像(1982年のオーレックス・ジャズ・フェスティバルのTV中継、こんなん投稿してくれる奇特な人がいるんやなぁ)で、たまたま作曲者のテロップを見て、びっくりしたと述べている。同じ思いだった人がネット上にいた、というのが面白い。

 

Jaco Pastorius - Soul Intro/The Chicken

 

 素晴らしい曲だなと思うと同時に、オリジナルを凌駕し、完全に自分のものにしてしまっているジャコのプレイヤー&アレンジャーとしての能力に改めて敬意を表する次第である。

コメント (2)
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