家の近所のN酒店は下町の小さな酒屋。そこのオヤジさんは羽曳野に自分の葡萄畑を持っていてオリジナルのワインを造っている。醸造、瓶詰め、ラベル貼り、出荷まで全部一人でする。基本はN酒店(立ち飲みやも併設)でしか売っておらず、一般のマーケットには流通していない。知る人ぞ知らない(=ほとんど知っている人がいない)幻の大阪ワイン。値段は安く味は抜群、大阪食文化のDNAが息衝いている。メディアの取材の申し込みも結構あるがすべて断っているそうである。
土曜日夕方、年末用にと、スタンダードタイプの「がんこおやじ手造りのわいん」と「新酒」(“ヌーボー”ではなく“新酒”)を購入。横の立ち飲み屋では、泥だらけの作業着を着たオッサンたちが、巨大な樽に入った赤ワインをグラスに注ぎながら仕事帰りの一杯飲みにご満悦の様子。貴族たちである。
土曜日夕方、年末用にと、スタンダードタイプの「がんこおやじ手造りのわいん」と「新酒」(“ヌーボー”ではなく“新酒”)を購入。横の立ち飲み屋では、泥だらけの作業着を着たオッサンたちが、巨大な樽に入った赤ワインをグラスに注ぎながら仕事帰りの一杯飲みにご満悦の様子。貴族たちである。