物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

M1グランプリ2008評

2008年12月22日 | Weblog
今年の「M1グランプリ2008」はNON STYLEが見事優勝。おめでと~!
ということで全組全ネタに対しての寸評。

1.ダイアン
 トップバッターの不利をモロに受けてしまった。会場が温まっておらず、ヤマ場へ導いていくまでに時間がかかり過ぎた。本人たちも何だか分からないままに過ぎてしまった4分間だったのでは?

2.笑い飯
 ダブルボケを逆手にとった序盤の“持っていき方”に「これはいけるんじゃないか?」と思ったが、後半の交通事故のネタで短い時間にボケ入れ代わり過ぎたため、訳が分からなくなってしまった。もう少し数を減らしてでも吟味して盛り込むべきだったと思う。

3.モンスターエンジン
 初めてネタを観たがほとんど笑えなかった。

4.ナイツ
 「これくらいはやるだろう」という期待水準は十分突破していた。安心して観ていられる。結構シモに走るところが好きなのだが。決勝のネタは、前半の「ガラスの十代」が面白かっただけに、後半をもっとハチャメチャにしていっても良かったのでは?ちょっと一本調子過ぎたか・・・。

5.U字工事
 彼らの北関東(栃木・茨城・群馬等)ネタ以外は知らないのだが普通に笑えた。勢いもあった。決勝に進出しててもおかしくなかったと思う。

6.ザ・パンチ
 普段は、パンチがボケて、一瞬妙な「間」を置いてからノーパンチの「死んでぇ~!」の突っ込みが来るのだが、この「間」がいつもとビミョーに違っていた。緊張してたなあ。観てるこっちがハラハラした。

7.NON STYLE
 良い意味で普段どおりのレベルだった。つまり関西ローカルではこれくらいの漫才を普通にやってきた彼らなのである。それにしても石田はいいヤツだ。準決勝で決勝進出を決めた時も泣いていたし。表彰の時の「俺の涙腺っ!」は良かったよ。ここ数年個人的に高く評価していただけに嬉しい。

8.キングコング
 ネタもテンポもよく、ほぼノーミスの完璧な漫才だったと思う。が、会場がウケてなかったなあ。何故だろう?審査員の中田カウスが「(漫才に)魂がこもっていないような・・・」というようなコメントをしていたが同じような感想だ。(さあ笑え!)みたいな押しが強すぎたのか?

9.オードリー(敗者復活組)
 今年はレッドカーペットなどTV番組にもよく出てたが、春日は大した芸人だと思う。昨年からの流れで「敗者復活組への期待感」もあり、ファースト・ステージでは見事1位通過。決勝のネタ(というか「型」)は斬新だった。「これってどう評価されるのだろう?」と思いながら観ていたが、やはり「漫才」としてはNON STYLEの方が上だったか。


以上。


 しかし41歳にもなってこんなことをマジメに書いている自分がつくづく情けなく、かつ、わりと好きである。
コメント (2)
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