物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

人生は六十から

2008年12月30日 | Weblog
 義父がお世話になっている老健施設の廊下に貼っている言葉。

          <人生は六十から>

   一、七十才でお迎えの来た時は、只今留守と云え
   一、八十才でお迎えの来た時は、まだまだ早いと云え
   一、九十才でお迎えの来た時は、そう急がずともよいと云え
   一、百才でお迎えの来た時は、頃を見てこちらからボツボツ行くと云え

     気はながく
     心はまるく
     腹たてず
     口をつつしめば
     命ながらえる
                    合掌

 安心して暮らせる老健施設の中だからこそ、ほのぼのと映る。
 一方・・・
 最近、メディアで高齢者の犯罪がよく取り上げられる。困窮、孤立感、将来への不安といった理由から、罪を犯す。「刑務所の方が安心して暮らせるから」という“確信犯”も多いという。
 長生きが生む悲劇。
 人生、やはり“質”や“密度”の問題だと思うけどなあ。
コメント
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