やっと映画を見れた。それにしてもスゴい豪華キャスト。唐沢寿明をはじめとした主役級や中心人物のみならず、一瞬だけ出てくるような端役にも、竹中直人(刺殺される新興宗教の教祖)、吉行和子(キリコの元彼氏の母親)、藤井フミヤ(ケンヂたちの同窓会の司会)、など贅沢に起用している。
最初の場面で、「海ほたる刑務所」が出てきたときは、「相当原作をいじっているのか!?」と思ったが、それは2015年時点のオッチョの回想録を挟んでいるから。なるほど、この年を基点にして、そこから振り返るかたちにすると複雑なストーリーもまだ少し分かりやすい。
原作で一番好きな場面は4巻の終わりの方。巨大ロボットに立ち向かう道中に交わしたケンヂとオッチョのやりとり。死を覚悟しながらも生きる望みをすてない気持ちが表れている。
ケンヂ「昔、誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると27歳で死ぬってな。ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス・・・。なんとなく俺も27歳で死ぬんだろうと思っていた・・・。ところが28歳の誕生日をむかえちまって・・・。ガックリきたよ・・・。何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって・・・。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考え方は・・・。やめた。」
オッチョ「その話、誰がおまえにしたか教えてやろうか。・・・俺だよ(笑)」
映画の中では、巨大ロボットを止めるため仲間全員が集まったときに、ケンヂが彼らに語るかたちで描かれている。
う~ん、これもいいが、やはり二人きりの会話でやってほしかった・・・。
最初の場面で、「海ほたる刑務所」が出てきたときは、「相当原作をいじっているのか!?」と思ったが、それは2015年時点のオッチョの回想録を挟んでいるから。なるほど、この年を基点にして、そこから振り返るかたちにすると複雑なストーリーもまだ少し分かりやすい。
原作で一番好きな場面は4巻の終わりの方。巨大ロボットに立ち向かう道中に交わしたケンヂとオッチョのやりとり。死を覚悟しながらも生きる望みをすてない気持ちが表れている。
ケンヂ「昔、誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると27歳で死ぬってな。ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス・・・。なんとなく俺も27歳で死ぬんだろうと思っていた・・・。ところが28歳の誕生日をむかえちまって・・・。ガックリきたよ・・・。何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって・・・。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考え方は・・・。やめた。」
オッチョ「その話、誰がおまえにしたか教えてやろうか。・・・俺だよ(笑)」
映画の中では、巨大ロボットを止めるため仲間全員が集まったときに、ケンヂが彼らに語るかたちで描かれている。
う~ん、これもいいが、やはり二人きりの会話でやってほしかった・・・。