物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

プロジェクトの必要性訴求

2012年10月23日 | Weblog
 あるプロジェクトの座長を務めていた。活動終了後、スタッフと振り返りを行う。その内容をまとめて、幹部会議で発表することになっている。残念ながら実績数値は芳しくなかった。当初目論んでいたラインには全然届いていない。期間内における費用対効果、労働対効果は低い。中長期的にみた投資になり得るかというと、それも実証しにくい。ただ、長く企業を存続させていく上で、こういった活動はやっていかないといけない、という認識はスタッフ全員持っている。
 報告資料には、「定量的評価は×だが、かくかくしかじかの定性的な理由で本活動は継続していく」旨を記す。それで会議に臨む。出席者もそういう落とし所をある程度予想していたのか、頭ごなしに否定したり反論したりする人もいない。できるだけ活動内容をブラッシュアップして来年もやっていこう、という結論になる(これもまた予想できたこと)。
 短期的にも中長期的にも実績は上がりにくく、費用対効果は低い、でもやったほうがいいとみな感じている活動についてどう必要性を訴えていくか。こういうのって難しい。
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