自然環境を散策し 昔の長閑な田園風景に想いを馳せていたせいか 昨夜は巨大な
狸がすぐ目の前に現れた。彼(彼女?)はヘッドライトを浴びながら逃げるでもな
く悠然と自らの体躯を示すように歩き闇の彼方へと消えて行った。
二日前 過去に遭遇した狸親子や野兎たちの黄昏時の列なす散歩風景などを想い
出したばかりであった。それはまるでトトロの世界のような幻想的なものであっ
た。狸はそんな私の想いの波を受けとめてくれたのだろうか。
そうとしか感じられないすべてのタイミングであった。自然界は想いのさらに奥の
世界で繋がっている。蝶たちが親しく現れてくれるのも 考えられないニアミス現
象がジャストタイミングで起きるのも奥に行くほど自然クライン環効果と言える。
ましてや 『人』の世界であれば深く自然量子で繋がるほど お互い自然界の護り
人としての高度なネットワーク社会を簡単に築ける筈であると思うのは私だけでは
ないと考えるのであるが如何であろうか?