ますます相場の流れが難しくなってきた。米国での各種政策の流れや方向性に加え、中国要因すなわち引き締め策の実施が乗ることで展開が一筋縄でいかなくなってきた。早い話が、不透明感が一気に高まる中で、取りあえず手仕舞いという流れが発生している。S&Pが日本の長期債格付けのオウトルック(見通し)を「ネガティブ」すなわち格下げ方向に変更したとのニュースがある一方で、中国人民銀行が一部銀行に対し預金準備率の引き上げを指示したとのニュース。ドル円相場は綱引き状態だが、アウトルックには時間的余裕はあれ準備率の引き上げは即効性のある材料。結局中国マターに引っ張られ、現在18時過ぎだがドル円の下げ足が速まってきた。海外勢がドルロングを維持しており、我慢も限界に来ると崩落という話を聞いていたが、果してこの状況は。
昨夜は米12月の中古住宅販売件数が市場予想の年率590万戸を大きく下回る545万戸に。前月比16.7%減少は、統計を取り始めた1968年以降で最大の下げ幅に。今夜は(実質は日本時間27日だが)ケース・シラー住宅価格指数の発表が控えている。先週も書いたが単月の変化だけでトレンドは読めないが、仮にマイナスとなり、その幅によっては波乱もありか。
要素が複雑。落ち着くのを待つという状況。
昨夜は米12月の中古住宅販売件数が市場予想の年率590万戸を大きく下回る545万戸に。前月比16.7%減少は、統計を取り始めた1968年以降で最大の下げ幅に。今夜は(実質は日本時間27日だが)ケース・シラー住宅価格指数の発表が控えている。先週も書いたが単月の変化だけでトレンドは読めないが、仮にマイナスとなり、その幅によっては波乱もありか。
要素が複雑。落ち着くのを待つという状況。
ヨーロッパ政府はオバマ案に一定の評価で、欧州の銀行もすでにプロップから手を引いたとのコメントが出てるようで、ウォールストリートも今回は微妙な情勢です。
たくさん稼いだと言うことは、たくさん仕込んだという訳ですから下手するとキャリー巻き戻しに拍車がかかるかもしれません。
プロップショックにならないように、明日の教書演説に注目してるようですが・・・
89円台割れもありそうな雲行きです。本当にロングの整理からドル円の崩落ということになると、国内金はなお下値残しからの波乱となります。月内は下値見極めが正解ですか。2月には様子がまた変わる気がします。