何が調整のキッカケになるのかというのが焦点だった。というのは金市場の話だが、サプライズとなった本日の中国による1年金利の0.25%の切り上げ。2007年12月以来の利上げだが、緩和を放置するスタンスを切り替えた裏に物価の上昇がある。8月は前年同月比3.5%と政府が示す適正水準の上限3.0%を突破し、足元の9月のデータはさらにこの水準を上回ると見られていることもある。
中国発の引き締め策の発表に、商品市況が急落というのは以前も起きたことがある。素材分野の最大の牽引国の引き締め策はストレートに売りのイメージを引き起こす。その際には金価格も下げたが、復活もまた早かった。今回は中国が金市場のリテール分野の注目材料に座っており、以前とはさらに金市場を取り巻く環境は変わっている。
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