まず金価格。日本時間の昨夜11時頃のNYの午前早い時間帯にここに書いた時は、売り先行で930ドル台半ばまで押し戻されていたので、さすがに売り物が出る水準だけにスンナリとは行かぬか・・・と思って寝てしまった。今朝4時半にチェックした時には950ドル台に乗っていたので、よしよし乗せたかと。20日の昼間に「議事録にて量的緩和の追加策が検討されていることが判明したなら950突破がありそう」と話していたのでヤレヤレ。後はまず968ドルの引けが欲しい。NYコメックスの出来高、取組ともにやっと盛り上がってきたのは、固まっていたマネーがうごめき始めた証とみる。インドやトルコの一般消費者に売りを思いとどまらせるような相場の助走とも捉えられるが、950から上はいろいろありそう。カネ余りの矛先が原油その他に回っているが、さらに上を買うには需給上の説得材料に欠けるのではないか。その中で(量的緩和やドル安という)金融的側面の材料のある金は手掛けやすいという側面がある。ここにきて金鉱株の値動きが良くなってきているが、環境から考えて先行指標となるのではないかと思う。それは金融環境の正常化が進んでいる証でもあるが、出遅れ修正と先高期待の両面で資金流入が見られているのだろう。いまの金市場は湿った導火線がジワジワと燃えているイメージだ。
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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-38152820090522
ただ、先週後半の米債市場を見てみると微妙です。実は2週間ほど入札がなかったのですが、もっと戻るかと思っていたのですが、それほど戻らないばかりか押し戻されてしまいました。
その間株価は大引けにかけて売られる展開でした。
日本では3月安値が記憶に新しいと思いますが、いわゆるGPIFによる裁定取引によって株価が戻りました。つまり、高い債権を売って割安な株を買うリバランスという手法を使ったのですが、では現在はどうでしょうか?株高債券安です。
そんな訳で、この辺りが天井という見方もありますが、国債短期市場には潤沢なマネーが行き場を失っているようです。これは、ホットマネーなのでGPIFのような投資手法はとりません。今後の動きが気になります。
GM破綻であく抜けしてくれるといいのですけど・・・
早速ですが、あるブログで「大手オプション」からの予測では
①6月にゴールド上昇(たぶん$1,000超え)のあと
②8月に調整($800付近まで下がる可能性あり)
③その後10月以降に再度上昇($1,200を目指すか?)
という予測がありましたが、亀井さんは今後どのようにみておられますか?
怖かったので、投資額も「ささやか」儲けも「ささやか」。でも結果オーライでうれしかったです。いつものように利益3分割して1/3で金ETF・バーチャル金貨1枚買いました。うれしい時は「お礼買い」。
26日に発表されるケースシラー住宅価格指数、それを見てからまたイロイロ考えます。
それにしても分散投資というか節約投資と言うか「ささやか投資家」のど根性はデフレ経済で更に小さくなりました。