
さて金市場だが、27日のオプション取引の納会を通過し、今回の上昇過程で心理的な節目となる1700ドルの突破に至らなかったことがファンドの投げを誘い、そこに四半期末のポジション調整が重なっている。先に発表されたインドでの輸入関税引き上げに対する地元宝飾業者による店舗閉鎖のストライキが今なお終息しておらず、この事態に対しインドの財務相が撤回の意思のないことを表明したことも、売りを誘うことになった。ただし1650ドル接近場面では買戻しの動きもあり、下げ渋りの第一関門となっている。結局、週初めのバーナンキ発言による追加緩和観測の復活による上昇は帳消しになり、元に戻ったかっこうだ。1630~1670ドルのレンジに舞い戻る展開か。ファンドのポジション調整的な動きはまだ続く可能性がある。
なお米投資銀行ゴールドマンサックスが今後6ヵ月の金価格の見通しを発表、1840ドルとしていた。米国景気の減速が年内の追加緩和(QEⅢ)の実施につながるというのが予想の背景となっている。
昨夜は広島でセミナー、本日は広島港(宇品)からスーパージェットという名の高速船で松山観光港へ。やっと暖かくなってきた感じ。
なお米投資銀行ゴールドマンサックスが今後6ヵ月の金価格の見通しを発表、1840ドルとしていた。米国景気の減速が年内の追加緩和(QEⅢ)の実施につながるというのが予想の背景となっている。
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