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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

このタイミングで米国景気に体温上昇の兆し???

2016年02月21日 19時02分55秒 | 金市場

昨日の土曜日は午後13時から大阪本町にてセミナー。終了予定14時30分のところ、自分の後も無いようだったので質疑を含め20分ほど延長。その時間帯は、特に風雨も強くなかったのですが、爆弾低気圧襲来という天気予報が気になるものの、寄りたいところがあったのでそちらに。それでも天候が気になり羽田行のJAL便の予約前倒し変更も考え伊丹(大阪空港)に向かっていたところに、スマホにメール。大阪はたいしたことは、多少風は強かったもののたいしたことはなかったので??。夕刻以降の便はすべて羽田強風のため、着陸できない場合は関空及び中部に回る条件飛行になったと。そこで慌てて大阪駅に向かい、新幹線に変更。そのまま東京戻り。本日聞いたところでは、和歌山の南部などかなりの風雨だったようで、南岸を通過したようで。。

週末のNY市場は、米1月のCPI(消費者物価指数)、なかでも総合指数ではなく食品・エネルギーを除いたコア指数で前年同月比プラス2.2%と予想外に高目に出たことで、いよいよ物価上昇に向けた動きが出てきたのか!?という市場の空気の高まりが見られた。月初に発表された米雇用統計で予想以上の賃金上昇が見られたことが、こうなると俄然材料視され始める。NY時間外からNYに向けて勢いを感じさせて金価格だったが、この結果でしばし売りを浴びることになったのは、・・・であれば米国景気の体温が上がり始めた・・・すなわち、これが続けば利上げも視野に・・という連想による。

この後の各種指標を見なければならないが、オッツ!!というデータではあった。

ところで金ETFの残高が週末も増えて、ついに一昨年2014年末の残高を越えてきた。つまり、昨年失った(流出した)ぶんを取り返したということになる。これは最大銘柄「SPDRゴールド・シェア(713.63トン)」でも金ETF全体でも、そうなっている。一方でアジアの実需は落ち込んでいるようだ。

今年も、いろいろ各方面で「びっくり・ぽん」なことが、起きますなぁ。

明日は、日経CNBCテレビ 17時からの「デリバティブ・マーケット」に登場です。再放送は19時45分から。金市場を取り巻く金融経済環境について。「金」の部分を株式とか債券とかに変えても同じようなものですが、金市場の視点からという色を出せるか否か。

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