凪(なぎ)状態が続いている。ユーロ圏情勢が小康状態の中で、米国サイドで発表される各種経済データも良くも悪くもないそこそこの結果となり、NY株もそれを映し落ち着いた動きを続けている。いわゆる「もちあい」状態だが、金市場も同様で1660~70ドルゾーンでは売りが控え頭を押さえ、下値は200日移動平均線が控える1630ドル台後半を意識した展開といえる。
19日の市場での高値は同日に予定 . . . 本文を読む
昨日、そして本日アジアの時間帯での金価格の上昇要因のひとつとなったのが、IMF(国際通貨基金)がユーロ圏への危機対応として融資能力を増強するため最大5000億ドル(約38兆4000億円)の調達を検討しているというニュースだった。ユーロ圏を中心に時間の経過とともに状態が悪化した民間資金が当てにできなくなっており、IMFの増強という流れは国際協調抜きに事態の解決はないゆえに当然だろう。しかし、これも大 . . . 本文を読む
貴金属の需給統計で知られるGFMS(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシィズ)が17日世界3ヵ所で2011年の金の需給統計の速報を発表した。アジアでは本日夕刻に香港でのプレゼンだった。2011年は7%落ちた投資需要だが、今年上半期は回復して、公的購入とスクラップの減少もあって、生産の増加、宝飾需要の落ち込みをカバーする見込みだと。何だかんだで、今年も金価格は上昇するが、11年にもわたって上げて . . . 本文を読む
さて本日のNY市場は休み。したがって主導権を握ったような値動きは起きにくいが、織り込み済みとは言われるものの、週明けの市場では報道されているようにユーロは売られた。今回の“集団格下げ”が市場全体に及ぼす影響、とりわけユーロ圏危機救済スキームの資金面への影響が読めないことから、週明けの反応としてとりあえずユーロ売りというのは当然だろう。本日のフランス短期債の入札はほぼ問題なく . . . 本文を読む
S&Pが昨年末に宣言していたユーロ圏諸国15ヵ国の格下げ観測。報道されているように13日に各国当局に個別に通達された後に、発表された。結果的には9ヵ国が格下げとなった。注目は何といってもフランスだった。最上格付けトリプルA(「AAA」)を失うという事態もさることながら、1段階ではなく2段階の格下げの可能性すら懸念されていたからだ。
ここまでユーロ圏の最上格付けはドイツ、フランス、 . . . 本文を読む
金価格が1650ドルを超え、戻り高値の更新に入っている。欧米メディアでも昨年9月以降の「リスク資産」として金を見る動きから、金本来の「ヘッジ手段」として金をとらえる動きが復活しつつあるという指摘が広がっている。昨年9月の急落で自信を失った金市場での信頼回復の妙薬はやはり価格の上昇ということになりそうだ。実際にファンドの買いは戻りつつある。しかし、いまだ「cautiously bullish(用心し . . . 本文を読む
ドル建て金価格は10日の取引で一時1641.40ドルの約4週間ぶりの高値を記録、200日移動平均線も引け値ベースでもクリア。ショートカバー(売り建て取引の買戻し)に弾みがついた。本日はアジアの初期段階で利益確定の売りが出たものの、売り一巡後は切り替えし一時1649ドルの戻り高値更新。その後はユーロ安の中でこの時間は1640ドル近辺で一進一退状態。
昨日は格付け会社フィッチ・レーテ . . . 本文を読む
本日はアジアの時間帯から買い先行で推移したドル建て金価格だが、ファンドの買いに昨年12月14日に下回っていた200日移動平均線を抜けてきた。下回った時点でこれまでのサポートラインは上値の抵抗ラインとなり戻り売りが控えてきたが、本日それをクリアしてきた。スポット価格で見て昨日時点で1635ドル近辺に位置しているが、本日は1640ドルまで見ているので引けで超えてくると市場センチメントの改善につながりそ . . . 本文を読む
時折悪材料が出たり、回復はしているもののパッとしない経済指標の中で、急落しては急騰を繰り返し、結局年足でプラスに終わったNYダウ。同じく横ばいで終わったS&P500種平均。つまり2011年下げそうで下げなかったのがNY株。同じように“会議は開かれる何度も、されど説得力のある具体策は出ず”の中、それでも抵抗力を示し1.3ドル近辺をウロウロし下げそうで下げなかったユーロ。
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今週の注目材料は週末の米雇用統計よりも独仏の国債入札だった。4日のドイツ10年債の入札は調達目標上限の50億ユーロ(約5140億円)に対し51億4000万ユーロの応札があった。前回は調達予定金額に足りない「札(ふだ)割れ」が起きたことから、注目度は高かったが、クリアはしたものの、ドイツにして上限ギリギリ。ならば今夜のフランスはどうなる・・・・ということに。
米格付け会社S&Pによ . . . 本文を読む