金価格は結局1730ドル前後の価格で感謝祭の休日に入った。休み前の手仕舞い売りに1710ドル台までは試すものの、その水準は拾われることになった。この週末明けの26日月曜日は、20日のユーロ圏財務相会合で見送られたギリシャへの融資について再度集まり話し合うことになった。予断は許さぬが、ドイツが姿勢を軟化させているとの話もあり、話がまとまるようなら(すでに足元で動きが出ているが)ユーロは買われ、金は買われやすいだろう。休み前に一度退出した資金も、戻るのではないか。サンクスギビング明けは要注目と思うが、どうか。しかし、ギリシャもここまで引っ張ってきたわけだが、抜本的な解決には結局債務免除以外にはないと思うが、IMFもそうした方針に転じたようで、負担を嫌うのと前例を作りたくないEU内の北欧連との間での意見調整に手間取るということか。
話しは変わるが、そのIMFが発表したデータから新興国中央銀行による金の購入が続いていることが確認されている。10月はブラジルが17.2トン、カザフスタンが7.5トン、トルコが17.5トン金の持ち分を増やしていた。特にブラジルは9月にわずか1.7トンだったが過去数年で初めて増やしたことで注目されたばかり・・・もっと増やすのではないかと。いわゆる外貨準備が増えている有力新興国の中で唯一金に食指を伸ばさぬ例外的な国だったが、10月は17トン超とペースが上がったことから、市場の期待に図らずも沿うことになった。すでにETFはここに来て過去最高残高の更新を続けているが、こういう現物がジワジワ吸収されていく展開は地味だが、後で効いてくると思う。
皆さん、よい連休を。当方は明日、ゴルフコンペ。しかし、天候は雨の予報。気温8~9℃の雨とは寒稽古と言うよりは修行ダス。しかし、がんばる。
話しは変わるが、そのIMFが発表したデータから新興国中央銀行による金の購入が続いていることが確認されている。10月はブラジルが17.2トン、カザフスタンが7.5トン、トルコが17.5トン金の持ち分を増やしていた。特にブラジルは9月にわずか1.7トンだったが過去数年で初めて増やしたことで注目されたばかり・・・もっと増やすのではないかと。いわゆる外貨準備が増えている有力新興国の中で唯一金に食指を伸ばさぬ例外的な国だったが、10月は17トン超とペースが上がったことから、市場の期待に図らずも沿うことになった。すでにETFはここに来て過去最高残高の更新を続けているが、こういう現物がジワジワ吸収されていく展開は地味だが、後で効いてくると思う。
皆さん、よい連休を。当方は明日、ゴルフコンペ。しかし、天候は雨の予報。気温8~9℃の雨とは寒稽古と言うよりは修行ダス。しかし、がんばる。