日本時間の今夜、WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)から7-9月期の需給統計が発表された。
この間の金需要を一言で表すと調整局面の割には、まずまずの需要が確認されたということだろう。2012年7-9月期の平均価格は1652ドルとなったが、これは過去最高値を記録した期間を含む前年同期比でマイナス3%となる。つまり平均価格で見て、ほとんど価格的には変わっていない。この間の需要は1084.6トンとなった。これは前年同期比で11%の減少となる。2011年7-9月期は、1223.5トンと四半期ベースで過去最高だった。5年間の平均数値となると984.7トンなので多いが、やはり足元の市場の勢いを見るならば、平均値は参考程度ということ。
この中でイメージとしては“需要低迷”のインドだが、実際は前年同期比で9%増の223.1トンだった。2011年7-9月期の需要は204.8トンだった。年率換算ならば1000トン近くの数字になる。インドと言えば今週が需要のピークとなる時期にあたる。
新興国の中央銀行などによる買いすなわち公的需要は97.6トンとなった。レポートは過去7四半期中6四半期で100トン前後の買い越しとしている。ETFが136トンでこちらも前年同期比で56%の大幅増加。一方でリサイクルや鉱山生産はそれぞれ2%、1%の減少となっている。
この間の金需要を一言で表すと調整局面の割には、まずまずの需要が確認されたということだろう。2012年7-9月期の平均価格は1652ドルとなったが、これは過去最高値を記録した期間を含む前年同期比でマイナス3%となる。つまり平均価格で見て、ほとんど価格的には変わっていない。この間の需要は1084.6トンとなった。これは前年同期比で11%の減少となる。2011年7-9月期は、1223.5トンと四半期ベースで過去最高だった。5年間の平均数値となると984.7トンなので多いが、やはり足元の市場の勢いを見るならば、平均値は参考程度ということ。
この中でイメージとしては“需要低迷”のインドだが、実際は前年同期比で9%増の223.1トンだった。2011年7-9月期の需要は204.8トンだった。年率換算ならば1000トン近くの数字になる。インドと言えば今週が需要のピークとなる時期にあたる。
新興国の中央銀行などによる買いすなわち公的需要は97.6トンとなった。レポートは過去7四半期中6四半期で100トン前後の買い越しとしている。ETFが136トンでこちらも前年同期比で56%の大幅増加。一方でリサイクルや鉱山生産はそれぞれ2%、1%の減少となっている。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDIO5N6TTDTA01.html