金市場でのショート・カバーは続き、主要な経済指標の発表のなかった週明け9日もそれは続いた。ショートのカバーゆえに燃料切れで相場は終わりと目されるが、さてどうなるか見もの。意外と上値を追うこともある。確かに売り方は今年1年稼いできたと思われるので、クリスマス前の第一弾のイベント、雇用統計を超えてまずカバー。続けてFOMCが第二弾ということで手仕舞ってクリスマス休暇入り。すでに休みに入っている向きも . . . 本文を読む
注目度が高かった11月の米雇用統計は、最近のデータとしては文句のつけようがなかった・・・という感じの内容。20万4000人の雇用の増加に失業率は7.0%。失業率に関しては、このところの労働参加率が下がることによる低下が問題視されていたが、今回は労働参加率が改善する(上がる)中で下げたことも評価を上げた。
当方としては、政府機関の閉鎖などでデータ集計に“怪しさ”があった10月の数値・・・・あの市 . . . 本文を読む
1200ドル割れを思わせるジリ安の展開から一転し、急反発となった4日のNY金。このところ約半年近く前の6月下旬のような下げ足が加速した状況と異なり、じわじわと下げる展開は質のいいものではなく、反転が読みにくいパターンに陥りつつあった。しかるに4日はそこにADPの民間雇用のデータが予想以上にいいという材料が重なりながらも最終的には急反転となった。一時は1210ドルに接近し1200割れを視野に入れた . . . 本文を読む
週明け12月2日に先日告知したクルーセミナー「シェール革命と米国経済」を開催した。
講師は、住友商事の理事で住友消費総合研究所の社長の高井さん。
シェール・ガスあるいはオイルとは、自然が何世紀にわたり作り上げた「在来型」の油田や石炭の層とは異なり、直接的にその地層(シェール層)に働きかけて採掘する方法につき、外れがないとされる。話を聞いていろいろなメリットと同時にリスクを認識できたと同時に、注 . . . 本文を読む