結局、金は(新規資金の入っていなかった)先週の上昇分を吐き出す形で200日移動平均線が位置している1277ドル近辺まで売られることに。トランプ・リスク剥落の“行って来い”の相場ということに。冬時間になっているのでNYコメックスの通常取引は、先ほど始まったばかりだが、選挙結果待ちの保ち合い相場という感じ。
興味深いのは、先週末11月4日まで1980年以来36年ぶりの9日続落となっていたS&P500 . . . 本文を読む
週明け早々に早朝から動きあり。米連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、ヒラリー・クリントンの私用メール問題について「(訴追を求めないとした7月の)結論は変わらない」と議会に報告したと伝えられ、にわかに騒がしくなった。
といっても最初は為替市場だけの動き。アジアの週明け早々の時間帯ゆえに主だった市場はまだ閉まっていて、動きようなしということだった。ドル円相場は103円台前半から104円を超える水準ま . . . 本文を読む
FOMC(連邦公開市場委員会)は大方の予想通り何も変化なく通過。12月の利上げは“ほのめかし”で終わったのは、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが事前に予想していたとおりだった。利上げのタイミングを具体的に示すと次回以降もそうすると市場が見込む可能性があり、それはFRBが自らの手を縛ることになるため避けるのではということだった。もっとも、今回に関しては、大統領選の結果如何では状況が大きく変化す . . . 本文を読む
FBI(連邦捜査局)がヒラリーの私用メール問題について、再調査を開始というニュースに対する市場の初期反応は、このタイミングでそんな行動に出るか?ということもありネガティブなものだったが、かなり開きが認められていた両候補の支持率が逆転というニュースはサプライズとなった。米Washington Post紙とABCテレビが発表した世論調査でトランプ46%、クリントン45%でトランプが1ポイントリードとい . . . 本文を読む