当無何有庵では、食養プログラムとしてマクロビオティックの食事療法を実施いたしております。便秘が無くなった、体調が良くなった、冷え性が治った、花粉症が出なかった、アトピーが出なくなったなどなど患者さまから嬉しいお声を聞くたびに、マクロビオティックはすごいなぁと驚きます。
食事を変えるだけで、身体に変化がおとずれます。その変化に意識を傾けると不可能だったことが可能になったりするのです。
へんな宗教? 「いいえ」
健食の販売? 「違います」
それとも・・・「それとも?」
「人間は食べ物のお化け」といった食養家・桜沢如一先生の言葉の真意を考えてみてください。食べ物が変化して人間の身体は作られる、お化け・・化け物。あなたの病気は誰のせい?
食べ物?じゃあ、病気に化けた食べ物が無理やりあなたの口に入ってきた?あなた以外の人があなたの口をこじ開けて押し込んだの?
いいえ、病気に化ける食べ物を好んで食べたのは、そう、あなた自身。あなたの病気はあなた自身が招いたものなんです。
食養プログラムでまず最初にする問答です。自己責任の認識無しでの食事療法は成立しないことを、ご本人、ご家族にお話し致します。選択は自らなさり自らの判断で実施しなければならないのです。この点を忘れると、病気が悪化した時必ず何かのせいにしてしまいます。悲しいことです。
無何有庵に食養料理教室に通われていたIさんは、大腸がんから肺がんに転移、8月に入って食欲が落ちてふらふらするとのご連絡が入りました。「ふらふらして全然玄米ご飯食べられんのやけどぉ・・・」気になる言い方でした。
結局、脳に転移、γ治療を終えた頃心配でご連絡を入れ、転移の話を知ることになりました。「食欲があるから末期ではないと思うんよ」との言葉に、どんなことがあっても、寄り添っていこうと思いました・それから二週間、Iさんに連絡を入れるとご家族がでてきて「もうまとわりつかないでくれ」と言った意味の言葉を浴びせられました。食事療法を始める前に、ご主人とのカウンセリングも行い意思疎通をはかったつもりでいた私には後ろからバットで殴られたぐらいのショックでした。Iさんの声すら聞かせてもらえない状態でした。
Iさんのご要望で始め、料理教室の合間を縫って行ってきた食養の料理教室でマンツーマンの指導を行い、呼吸法、自律神経免疫療法なども一回1千円(当日指導のお手伝いをお願いしている鍼灸マッサージ師の大田先生への謝礼として)で実施。料理教室は準備片付けを入れて5時間×一回で6300円と人件費も出ない中で行ってきました。お元気になられるんであればと思っておりました。
そして、「もうこれ以上付きまとうな」と・・・。
やりきれない思いと悔しさ。「ああぁ、Iさんは死に向かっている、もう助からない・・・」
自分の未熟さゆえの結果なのだろうが、ご主人に言いたい。まだ、何かのせいにして生きようとするのですか?Iさんがつかもうとした生へのチケットを敗れるのはIさんだけなのでは無いですか?
今夜は眠れない夜となりそうです。
食事を変えるだけで、身体に変化がおとずれます。その変化に意識を傾けると不可能だったことが可能になったりするのです。
へんな宗教? 「いいえ」
健食の販売? 「違います」
それとも・・・「それとも?」
「人間は食べ物のお化け」といった食養家・桜沢如一先生の言葉の真意を考えてみてください。食べ物が変化して人間の身体は作られる、お化け・・化け物。あなたの病気は誰のせい?
食べ物?じゃあ、病気に化けた食べ物が無理やりあなたの口に入ってきた?あなた以外の人があなたの口をこじ開けて押し込んだの?
いいえ、病気に化ける食べ物を好んで食べたのは、そう、あなた自身。あなたの病気はあなた自身が招いたものなんです。
食養プログラムでまず最初にする問答です。自己責任の認識無しでの食事療法は成立しないことを、ご本人、ご家族にお話し致します。選択は自らなさり自らの判断で実施しなければならないのです。この点を忘れると、病気が悪化した時必ず何かのせいにしてしまいます。悲しいことです。
無何有庵に食養料理教室に通われていたIさんは、大腸がんから肺がんに転移、8月に入って食欲が落ちてふらふらするとのご連絡が入りました。「ふらふらして全然玄米ご飯食べられんのやけどぉ・・・」気になる言い方でした。
結局、脳に転移、γ治療を終えた頃心配でご連絡を入れ、転移の話を知ることになりました。「食欲があるから末期ではないと思うんよ」との言葉に、どんなことがあっても、寄り添っていこうと思いました・それから二週間、Iさんに連絡を入れるとご家族がでてきて「もうまとわりつかないでくれ」と言った意味の言葉を浴びせられました。食事療法を始める前に、ご主人とのカウンセリングも行い意思疎通をはかったつもりでいた私には後ろからバットで殴られたぐらいのショックでした。Iさんの声すら聞かせてもらえない状態でした。
Iさんのご要望で始め、料理教室の合間を縫って行ってきた食養の料理教室でマンツーマンの指導を行い、呼吸法、自律神経免疫療法なども一回1千円(当日指導のお手伝いをお願いしている鍼灸マッサージ師の大田先生への謝礼として)で実施。料理教室は準備片付けを入れて5時間×一回で6300円と人件費も出ない中で行ってきました。お元気になられるんであればと思っておりました。
そして、「もうこれ以上付きまとうな」と・・・。
やりきれない思いと悔しさ。「ああぁ、Iさんは死に向かっている、もう助からない・・・」
自分の未熟さゆえの結果なのだろうが、ご主人に言いたい。まだ、何かのせいにして生きようとするのですか?Iさんがつかもうとした生へのチケットを敗れるのはIさんだけなのでは無いですか?
今夜は眠れない夜となりそうです。