マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

夏のお料理のあれこれ・・・。

2006年07月12日 22時55分15秒 | 庵主の日記
毎日ムシムシと暑いですねぇ。
私は、先週土曜日から大阪→北九州と山村慎一郎先生の望診法講座を追っかけてお勉強ツアーでしたので、頭の中もヒートアップです。

でも、思い切って北九州まで行った甲斐あって、素晴らしい講義を聴くことができ、感謝感謝です。
それに、慎さまはもちろんですが、北九州では自然食品店「にんじん」さんのオーナーで大のお友達・宮崎姉さんやチミちゃんたちに遊んでもらったし、ムスビの会の岡部賢二先生ともご一緒できましたし、佐賀のおひさまの幸ちゃん、福岡の長さん、鹿児島の愛さん、広島のちかちゃん、蓼科でもご一緒したつりしたさん、同郷で料理教室でご一緒の大西さん・・・などなど、たくさんの方々に再会でき、また、新しい出会いがあり本当にうれしかったです。この出会いを大切にしなければと心から思いました。

久しぶりに我が家に帰ると、元気なスタッフに囲まれ本当に幸せモノです。ありがたいなぁ。

でもメールやブログを開いてみると、夏ばて報告も多く、このところの天候不順は皆さん相当応えているようで、風邪引きさんも続出ですね。

こんなとき、マクロビオティックの食事が生かされてきます。
みなさん、どんなお食事をされていますか?
どうしても陰性よりになって、思わぬ「くしゅんっ!」ってことになっていませんか?

そこで、夏にうれしいメニューのあれこれをご紹介いたします。

<玄米クリームの葛(寒天)寄せ>

本当の作り方の玄米クリームであれば最高ですが、そんな時間がないという方は、玄米ご飯とお水をミキサーにかけクリーム状になれば、葛を同量の水で溶いてまわし入れ、火にかけてよく練り(10分ぐらい)流し缶に流し入れ、氷水で冷やし固めて出汁醤油とおろしわさび・生姜などで頂く。寒天の場合は、少し緩めの玄米クリームに寒天を煮溶かし流し缶で冷やし固めるといいですよ。

<かぼちゃの稗クリームマヨサラダ>
かぼちゃを一口大に切り、振り塩少しでホイルに包み200度のオーブンで20分ぐらい焼き、形を残して軽くマッシュする。豆乳に稗粉を混ぜ、塩コショウをして、火にかけてとろみがでるまでよく混ぜる。胡瓜の輪切りに薄塩をしてしんなりしたらよく水気を切り、冷えたかぼちゃと稗クリームをさっくりと混ぜよく冷やしていただく。もっとマヨネーズっぽくするならばオリーブオイルとレモン汁(煮切って冷ました米酢でも可)を加えるといいですね。沢庵を細かく刻んで入れてもタルタルっぽくておいしいですよ。

<玄米ご飯とお豆腐の落とし焼き>
玄米ご飯に絹こし豆腐をつぶしいれ、小麦粉を混ぜて塩コショウで味を調えフライパンで焼く。生姜醤油で頂く。葱やおろし大蒜、ごま油をタレに混ぜてもおいしい。落とし焼きの種にはキャベツなどお好み焼きになる具をプラスするなど工夫次第でどんどん進化しますね。

<実蕎麦のハンバーグ>

蕎麦の実を炊き、きんぴら牛蒡を細かく刻み混ぜ合わせて味を調え小判型に形を作り両面をフライパンで焼く。


などなど、穀類を色々な形に変えていただくと良いですね。玄米ご飯としては食べにくくても、ソースにしたりおかずとして副食に加えたりすることでちゃ~んと穀類を食べられるように出来れば安心ですね。
試してみてください。