マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビオティック料理教室<羹コース(応用)>第7回

2009年02月08日 12時30分47秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
今日は無何有庵マクロビオティック料理教室<羹のコース>第7回の開催でした。
このクラスは応用クラスで、今回のテーマは<乾物>。

いろいろな乾物を使ってお料理を創作いたしました。

乾物は、保存が利きますのでイザと言う時のお役立ち素材です。
乾物の使い方をいろいろと楽しむことができるとレパートリーがうんと増えますよ。

乾物の戻し方の陰陽のお話や、乾物の良さ、栄養の話などもいたしました。

今日のお料理は





あれこれ12品と



金針菜の戻し汁をパスタのゆで汁でのばし豆みょうを加え調味した残り物のスープ。
薬膳的には、清熱利湿で理気・・?なものですが(笑)



高野豆腐で挟んでいるのはピーナッツバタークランチタイプとシンプルモダンマクロビオティック平田シェフの苺のコンフィチュール。これ、意外な組み合わせですが美味しいんです。高野豆腐を米飴で甘味をつけたバニラ水で下味をつけるのがポイントです。アルミフリーのBPを少しいれた水溶き小麦粉をくぐらせて軽くフリットにしてみました。
平田シェフのコンフィチュールは、お料理のソースによく登場いたします。
べたべた甘くなく大人の香り高い味は、スイーツや、パンのお供だけでしか使わないのはもったいないです。活用できますよ~。



お手当ての<椎茸スープ>。高血圧などの改善に服用いたします。


あれこれお料理の内容は



高野豆腐のあられを衣にした玄米の炊き込みご飯コロッケ



乾燥グルテン手羽先タイプを揚げて切り干し大根の醤油漬けなど野菜の甘さを活かした甘酢あんをかけました。



牛蒡の昆布巻き。じっくりと無水煮した牛蒡を日高昆布で巻き、かんぴょうでくくりました。さらにことこと1時間ほど煮込んで、ほろりと柔らかに炊き上げました。



薄くスライスした赤カブの塩づけを酢で戻した切り干し大根と豆乳(宇多津の久保さんの豆乳がめちゃウマです)のカルパッチョ。大根や人参でも美味しいです。



高野豆腐のあられの残りを精進かきあげにしました。



金針菜を湯葉と海苔で巻き、フライパンで焼きました。



煎り大豆と青さ海苔とさっと水洗いしただけでもどした陽性切り干し大根をオリーブオイルとレモン汁であえた簡単サイドメニューです。お酒のあてにいいですよ。

ん?、もち黍と甘く無水煮した野菜のこまごまをよく混ぜて詰めた干し椎茸のハンバーグの写真を撮り忘れています・・・。



甘い玉ねぎのソテーと車麩のもち黍グラタン。



水で戻した切り干し大根と八朔とミレットペースト(米と塩だけで作った味噌)の和え物。



木の実いろいろとクコの実を入れて焚いた薬膳御飯。
便秘に効きそう~。



切り干し大根の戻し汁と精進だしで焚いたかんぴょうと人参の煮物に乾燥グルテンのミンチタイプを加えてショートパスタと絡めました。甘味があって美味しいです。
教室で残ったものを、夜、グラタン皿に炊き込みご飯、上記パスタ、玄米粉ホワイトクリームをかけて作ったグラタンも美味しかったですよ。

以上15品。たくさんの乾物とお野菜で作ったお料理です。
色々作れるね~。今期のオリジナルメニューもいっぱい出来ましたね。

いつも、皆さんよく頑張ります。
ありがとうございます。
随分腕を上げてまいりましたよ~♪

さて、料理の腕前をしっかりレシピにして提出してくださいね。

3月7日は、羹のコース第10期メンバーで遅い新年会です。
ニョッキン7に紹介された野菜料理のお店にいきたいね~。