マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

理のコース

2009年02月27日 15時07分17秒 | 松見歯科診療所にようこそ
今日は月に一度の座学講座<理のコース>の日でした。食改善のための講座です。松見歯科の初診プログラムの中の一カリキュラムです。 もちろん、一般参加もお受けいたしております。

今日は歯科診療と併せて茨城県からご参加下さった方もいらっしゃいます。本当に遠いところをありがとうございます。

このコースでは、現代(西洋)医学の落とし穴、現代栄養学の間違いなどを正し、主食の大切さを伝えております。

一日30品目と教えられてきた私たちの食生活がいかに病気を招いてきたか、アメリカの農業政策や政治的な背景が私たちの食文化を崩してきた経緯、学校医給食が担った罪をわかりやすくお話いたします。

皆さん、一日30品目という言葉はごぞんじでしょう?

これは、内閣閣議決定により決められる、国民のための「食生活指針」という10項目ある中の一項目でした。

他の項目は知らなくとも、この項目だけは多くの日本人が知っている大黒柱だったのですが、平成12年3月24日閣議決定により、この項目は取り下げられております。

何故でしょう?

変わりに誕生した項目は「ご飯などの穀類をしっかりと」という項目です。

今まで長い間、一日30品目というスローガンの下でおかずをたくさん食べてきた私たちに、今度はおかずはやめてご飯をたくさん食べなさいという、180度方向転換した内容です。

そのわけは簡単です。

一日30品目もおかずを食べるとみんなが病気になり、80兆円に上る国家予算の半分弱を医療費に費やさなければならない日本だからです。

よく、ご飯をたくさん食べると太ると言われますが、そんなことはありません。

玄米ご飯をよく噛んで、たくさん食べてください。おやつに手が伸びないくらい食べていただくほうが健康になれます。習慣がついたら小食にされるといいのです。

現代栄養学では、ご飯もパンも麺類も主食なのでどれを食べても良いと指導いたしますが、それは大きな間違いです。

消化の過程や、カラダに対する影響など、まったく違うものです。

主食となるものは米以外にありえません。
できれば未精製の米がいいのです。
米へんに白とかいて「粕」、米へんに健康の康と書いて「糠」です。
昔の方は、ちゃんと未精製の米が健康に導いてくれることをちゃんと知っていたのですね。

パンの常食についての警告もいたします。

砂糖の危険性についてもわかりやすくお話いたします。

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食の改善は、家族に薦めてもなかなか聞き入れてくれないことが多いです。
多くのマクロビアンの悩みだったりしますね。

こんなとき、是非、ご一緒に受講なさってみてください。
案外、スムーズに玄米食が始まったりします。
理のコースを収録したDVDの販売もいたしております。
遠方の方で香川までこれない方にお勧めです。
2枚組み1050円です。(送料はメール便で別途)
お申し込みは、松見歯科診療所 受付 川田まで。
087-881-2323