マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

今年もあと2か月ですね。

2011年11月01日 17時08分29秒 | 庵主の日記
先週金曜日から、九州に行っておりました。
日本の最西端の平戸です。
こちらでは、柿本和子先生の講座があり
月に一度のペースで平戸行脚を続けています。
2009年の9月から通い始めて、2年と少し・・・。
ありがたい、学びの時を頂いております。

震災後、世の中は宇宙規模で大きく変わろうとしていますが、
私の中でも何かが変わった気がします。
「自分を裏切らない」というメッセージの中で
生き方も大きく転換しています。
これは、言い換えると「誰かを裏切る」ことにつながるかもしれません。
「自分を裏切らない」からこそ、「誰も裏切ることがない」のかもしれません。


私のココロと大脳のありかたにフォーカスし、その狭間で、どのような選択(判断)ができるかを思うこの頃です。

ただ、ココロはころころと転がり変化するものです。
そのためにも、食のスタイルは大切だと痛感しています。

ココロが主体となり、大脳に翻弄されない「私」作りを目指しているわけです。

と、またわけのわからんことを書いていますが、
また、時間ができたら
ココロと脳のお話を書きたいと思います。

ところで、「裏切る」・・・って「裏腹」とも言うようにきっと腹の裏を切ること?でしょうか。
たぶん本来は裏で縁を切るということなのでしょうが、たま解釈で考察!

日本人は丹田といって、腹にも脳があると考えています(田という漢字は脳の象形文字だそうです)。
「腹積もり」「腹を決める」「腹に据える」「腹が立つ」とかいいますよね。
胆(きも)の事だと思いますが、もち月に旦ですから、言い換えれば腸の主ということになりますね。
その腹の裏を切るということは、生命存続の危機を招くということですね。

やっぱり「裏切らない」は大切ですね。

思いという漢字は、脳とココロから成る漢字ですが、生命体の源である腸の主(あるじ)が加わるとなると、ますます思いというものは複雑になります。

ああ、我、吾、割れ、ワレ・・・分かれる。
ますます私の中は複雑になって、統合しにくくなるのです。
こまったこまった。

さて、今年も残すところ2か月ですね。

後2か月しかない、と思うのか
まだ2か月もある、と思うのか・・・

なんて、よく言われることですが
いやはや、やっぱりあと2か月しかないんだって感じているのが正直なところです。

いろいろあった今年。
有終の美を飾れるような2か月にしなくちゃです。



<平戸での勘働き教室でのお料理実習>

玄米粥と温野菜のニラ醤油かけ、茎ワカメと梅のスープ



夢見るマクロビオティック和菓子・栗むしようかんとかるかん