マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

梅の塩つけ

2015年06月17日 12時09分04秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです(●^o^●)

梅の時期ですね(^^)
先日娘に梅の塩つけをしてもらいました(^-^)

奥さんから頂いた梅(^^♪
いい香りです(*^^*)


梅を敷き詰めます(^O^)/
几帳面に並べています。



お塩をして、また梅を並べます。


梅を並べながら楽しい~(●^o^●)
と言っていました(^^♪


以前受講した竹下和男先生の講演で伺ったこと。
子どもはお手伝いをしたがっている。
したがった時に、
『手を切るとあぶないから』
『火傷すると危ないから』
とさせていないと、家事をしなくなる。

『最近は、料理が出来るよりも学歴が花嫁道具になっている。
中学3年間でいい高校に入るように育てられる。
料理や食器の上げ下げよりも勉強をしなさいって。
そうして育つと、自分のことを優先して育ってしまう。
子育てするときになって、
「自分の時間がない。
なんで自分がこんなことしないといけないのか。」
と、子育てが楽しくなくなる。
料理を通じて、自分が作ったものを家族がおいしいって食べてくれるのを見て、喜びを感じる子供になるんです。』


私は小さい時にはお手伝いしたくてしょうがない方でした。
しかし、母が心配症だったので、
『手を切ったらいけないから…』
『火傷をしたらいけないから…』
と私を大切にしてくれるあまりに、そんなに家事のお手伝いをした記憶がありません。。

子どもながらに、
『私がお手伝いすると邪魔になるんだなぁ…』
『あまり台所のお手伝いはしない方がよさそう。』
そう思い、母が食事の準備をしている時には台所にはあまり近づきませんでした。

そしてあまり家事をしないまま大人になってしまいました。

一人暮らしをしていた時には自炊していましたが、実家に戻るとまた台所には近づかないようにしていました。
というか、それが習慣化してしまっていました。

そうして実家で過ごしていて母親から言われた一言。
『あんたは家事をしない。』

いやいやいやいや!!(>_<)

『小さい時から台所に一緒に立ったら嫌がったやん…。』
という思いが大人になった私の中に、まだ息づいていました。
育てられたように育った子供になると自分自身で実感した瞬間です。。


私は、歯科診療を通じて子どもたちに玄米ごはんを食べようね。
お口も体も元気になれる食べ物を食べようね。
とお伝えしています。

子どもたちに食生活のことをお伝えしながら、また、私自身も子育てをしてみて思うことがあります。
それは、生きている間健康に過ごせるように、自分で食べてもいい物を選択出来る大人になってもらいたい。
生きていく上で必要最低限なことは自分で出来る大人になってもらいたいです。

ご飯を炊いたり、梅干しを自分で手作りをして、何を学ぶのか?
お買い物の時に買っているものも、自分で作れる自信を。
そして、食のありがたさを感じられるように成長してくれると嬉しいです(^O^)

思わずごはんをおかわりして食べてしまうような、美味しい梅干しができますように。