土曜の朝から高知の嶺北の山の中に1泊2日で行ってきました。
千葉から移住してきた、渡貫家の段々畑での「石積み学校」のワークショップ。
青空のもと、自然いっぱい、いや自然しかない(笑)という素晴らしい環境のなか、昔ながらの石積みの技術を学びに、親子3人で参加いたしました。
主催の渡貫洋介くん、子嶺麻ちゃん(マクロビオティック料理研究家の中島デコさんの娘さん)ご夫婦は、震災後この土地に出会い、移り住みました。朽ちかけた家と耕作放棄の畑と田んぼを、コツコツと開拓して、ようやく壁もでき、住めるお家となりました。嶺北に住む移住者支援の仲間たちに支えられて、大変だけどなんだかとってもあったかな空気に包まれていました。
ほとんど薪生活。水は沢の水。洗剤ゼロ(唯一洋介君のひげそり用の石鹸1個あるのみ)。五右衛門風呂に、コンポストトイレ、炬燵は豆たん・・・etc.。
できるだけ自然に負荷をかけない暮らしの実現を目指して、つつましく幸せに暮らしておられます。
この渡貫家の古くなった畑の石積みは、積年の風雨に晒されて、いつ崩れてもおかしくないという状態。
でも、コンクリートや不自然な作りにはしたくないということで、徳島大学工学部建設工学科助教眞田純子先生が率いる「石積み学校」の手を借りて、石積みの修復をすることになりました。
松見歯科の「りりぱっとふぁーむ@里山ゆうなうらし」にも風化した石積みの跡らしきものがあります。なので、この技術が少しは役に立つのかなと興味津々。楽しい二日間を過ごすことができました。
宿泊は、寝袋持参ですが、お昼ごはん、夜ごはん、朝ごはん、お昼ごはんと、子嶺麻ちゃんのおいしい手料理が頂けるとあって、こちらも楽しみにして行ったのですが、期待通り美味しくって、大満足のお食事がついていました。五右衛門風呂も温まりました!
そして、何より、ご参加の皆さんがとってもいい雰囲気で、要治療貧血(と言われ、自覚症状なし)の私は、無理をせずほとんどを眺めて過ごしたのですが、居心地よくその場を楽しませていただきました。
徳島大学の学生さん(眞田ゼミのみなさん)が、これまたいい青年ばかりで同年代の息子もすぐに打ち解けることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、素敵に素晴らしい完成となり、みんなで記念撮影をさせていただきました。
写真は、ご参加の方が投稿されていたのをお借りいたしました。