マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

鼻で息してますか?足指ひらいてますか?

2014年11月14日 10時42分27秒 | 心食動息の医療現場を目指して
今朝は「香川県丸亀市倫理法人会」さまの経営者モーニングセミナーにて、当院併設の無何有庵の松見千奈美がお話しさせていただきました。
子どもからお年寄りまで共通して抱える現代病、「口呼吸」と「足指のゆがみ」がテーマでした。

松見歯科では10年以上前から、口腔内の問題にも繋がり、口輪筋の衰えや鼻腔内の炎症により生じる「口呼吸」に着目して、パタカラ(口輪筋を鍛える装具)、チューペット(唇の力を向上させるもの)、そして鼻洗い、口テープ(ルシータ)など、いろいろ取り入れて、取り組んできました。そんななか2008年に「あいうべ体操」という本に出会い、さっそく新たに歯科治療に取り入れ6年半。同時に足指の大切さにも着目することで多くの方が足指に問題を持っていることに確信をいたしました。

ということで、歯科とは関係ないように思われるかもしれませんが、実はとても繋がりがあるようです。
口呼吸は、虫歯や歯周病、歯肉炎、歯の着色などだけではなく歯並びの問題をもひきおこしますし、歯並びの悪い方は、必ずと言っていいほど足指の歪みが生じています。
例えば甘いもの好きな方は、虫歯の多発というのは一般的にも認知されておりますが、そのような方は必ず足の小指の側方(外側に)捻転しています。また、肉や魚、チーズなどの多食により、足の指がぎゅっとちぢみハンマートゥと言われる頑張り足指になりやすいようです。さらに歯並びは足の指の並び方に非常に似ていたりします。

そんなことで、松見歯科では歯医者でありながら、耳鼻科のようだったり、整形のようだったりと言われながら、鼻呼吸にこだわり、正常な足指にも注目しながら歯科治療の一環として検査、改善に取り組んでいます。

今回はそんなことを40分という短い時間ではありましたが、実演も取り入れながらお話させていただきました。

鼻呼吸へのアプローチとしては、現状の舌の位置の確認したあと、あいうべ体操をするとその位置が格段に上方に変化することを体験していただきました。
そして、鼻洗い、口テープについても知っていただきました。
足指を広げることで踏ん張りが変わることを、アームテストをしながら、ふらつく現状とひろのば体操後、しっかりと踏ん張れることも、みなさんの目の前で実演いたしました。

朝早くから、みなさんにひと運動していただきながら、興味をもっていただけたようで、なんとか務めを終えることができました。

今回のお話は、松見歯科でも、できれば企画してお話し会をしていきたいと思います。

また、来年2月1日(日)17:00より、アルファあなぶきホール小ホール棟4階大会議室にて、アイウベ体操、ひろのば体操の考案者でもある、福岡のみらいクリニック院長 今井一彰先生をお招きしての講演会を開催させていただきことになりました。
ぜひ、素晴らしい講演となりますので、お時間を空けて、ご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

今日のご縁に感謝。
みなさまにも良き一日となりますように。








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