マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

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大人の拡大床

2016年03月29日 14時59分07秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

2014年からご来院されている現在29歳女性
歯並びが気になるのが主訴
松見歯科では、歯は抜かずに、顎を大きくする矯正をしています。
この女性も、顎を大きくする矯正を行いました。
手術は一切行っていません。

一般的にメジャーな、ワイヤーをつけて行う矯正。
この矯正は、多ければ
4番×4本
8番×4本
合計8本歯を抜くことになります。
そして、歯を抜き、ワイヤーをつける矯正は、顎の大きさに合わせて歯を並べます。
顎が小さくて歯並びが悪い場合には、鼻腔も狭くなり、頭部全体の発達が悪くなると言うことです。

松見歯科で行っている拡大床治療は、歯を1本も抜きません。
28歳でこられたこの女性も、1本も歯を抜いていません。
着脱可能な装置で、痛みがあれば調整させて頂きます。
拡大床で広げると、
・鼻の通りがよくなった
・ご飯が食べやすくなった
・舌が上顎につくようになった
など、歯並びだけでなく、顎顔面全体の改善を感じられたそうです。

もちろん子供さんにも行っています。
頭部全体が発達し、呼吸が安定する。
食事や態癖を含めた指導をさせて頂くため、ADHDや発達障害と診断されたお子さまが、落ち着いてくる。
成績がよくなる。
身体能力が上がり、走るのが早くなったりすることもよくあります。

写真は、術前術後です。
顎の幅が広がっています。


口蓋(上顎)が浅くなっています。


口蓋が浅くなると、鼻腔が広がるので、鼻呼吸がしやすくなります。
鼻呼吸が出来ると、脳の冷却が行えるようになります。

鼻風邪をひいているときに頭がぼ~っとするのは、脳の冷却ができないからです。
日常的に鼻が詰まっている。
鼻腔が狭い方は、顎を広げることで、鼻の通りがよくなり、集中力が上がります。

顎を広げましたが、お顔は小顔になります。


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