マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

望診法講座 第9回

2010年12月20日 07時58分32秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
土曜日は望診法講座を開催いたしました。

今回のテーマは「肺・大腸」でした。

肺の構造を学習し、その後望診のお話をいたしました。

肺は呼吸により血液に酸素を送り込み、血液中の二酸化炭素を出すという役割をしております。

排出の機能である大腸が弱ると、当然呼吸器官の肺の排出機能に負担がかかります。

表裏の関係である肺と大腸の関係はこんなところからもうかがい知ることができますね。
だから、良い便をだせることは、肺の機能を守ることでもあるんです。

昔から乾布摩擦という健康法がありますが、これは乾いた布で肌を摩擦して肌を強くするのですが、皮膚も呼吸をしていますからこの機能を高めているんですね。

肺・大腸と皮膚が関係するのが納得。

肺が弱い方は、乾布摩擦もいいんだそうです。


また、肺の機能が弱らないように、しっかり使ってやることも大切です。
呼吸法を実践したり、カラオケや詩吟などで歌をうたうのも効果的です。
吹き矢もいいんですよ。
あと、ゴリラ体操もいいです。
ゴリラのようにドラミングするんです。
子どもとすると遊び感覚で楽しみながらできますよ。


陰陽五行で観ると金に属しますので、五味は辛味です。
辛味は熱を生じますので、カラダが温まりますが過ぎると熱によって乾燥いたします。
秋の邪気は乾燥です。
ですから辛味はとりすぎると返って症状を悪化させますので、金の五味ですが上手に取らなくてはいけません。
他の季節よりも辛味を感じやすく影響するので、少量を効果的に使うのがコツですね。

肺の症状は、頬や鼻の中に出てきます。
大腸は、下唇や髪の毛の生え際に出てきます。

ため息や頬杖・・・この季節、ロマンチックなときではありますが、アンニュイで色づいた葉っぱがハラハラと舞い落ちるだけで、涙が・・・なんて、ありますよね。
感情は「悲しみ」です。なるほど~。
感情も排泄ですからね。


落ち込みやすい人は、肺をきたえましょうね。


次回は、「腎・膀胱」です。
これで第10回の講座は終了ですが、つづく・・・です。

これまでは、鏡を見てご自身の健康状態が把握できるような内容を開催いたしましたが、
望診法第2弾は、セルフケアができるような内容で開催です。

どうぞ、続けて受講なさってくださいね。
もちろん、初めての方も大丈夫ですよ。
繰り返し、繰り返し、慣れていくことが望診法を使いこなすコツですからね。
















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