マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

椎茸の切り方

2020年03月14日 12時50分30秒 | いただきますの法則
マクロビオティックのお料理で
まず最初に習うのは「野菜の切り方」です。
陰と陽の両極のエネルギーを、一切れの野菜のかけらに込めていきます。

陰は広がる力、上昇する力…。
反対に陽は求心力、下降の力…。

野菜のひとかけらひとかけらが大きな差がなく陰陽バランスの取れたものにすることで
お料理の味が、エネルギーが格段に変わるひと手間です。

そして、母から見て学んだもったいないのこころ。


ちょうど昨日の出汁がらの干し椎茸があるので、そんなこと、こんなこと、写真を通してお伝えできればと思います。


椎茸の石づき部分は鉛筆を削るように汚れたところだけを落とします。そうすれば椎茸の陽性の部分を余すところなく頂けます。


傘と軸を切り離します。


軸は手で割くように細くすれば固くなく味もしみこみやすいです。


傘は中央の陽の部分と開いた周囲の陰の部分が一切れになるように放射線状に切ります。


こうすることで、無駄なく、食材のエネルギーをバランスよく頂けるようになります。
ぜひ一度、試してみてくださいね。


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