昨日UPした、のもえりさんのメールの内容について、お友達からこんなメールをいただきました。お医者様です。
はっとする、内容でした。
つい、一方通行の考えをしてしまいがちですが、全方向で物事を捉えることの大切さを教えていただきました。
このブログを読んでいただいている皆さんにもお伝えしたくって、ご同意いただいた上で転載させていただくことにいたしました。
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今日のたまさんのblog(正確にはのもえりさんのメール)読みました。
悪魔のささやき、ですか・・・
いや、末期の方々には、われわれがして差し上げられることはそう多くないので、
そうとられてしまうのも仕方がないのかもしれませんけれども。
たまさんは歯科医の奥様ですからご存じでしょうが、
未認可の薬=効かない/有害
というわけではありません。多くの場合、外国では有効であるとわかっていて、
日本の政府がまだ「保険適応」とは認めていない、ということです。
有効なのはわかっているのに日本では使えないなんて、と、
多くの専門家が悔しがっている薬は多いです。
また、われわれがふつうに手にする
(一般の人も買おうと思えば買える)薬の本にも、
薬の「適応外使用」という欄があります。
本来○○病にしか使えないと保険では決まっているけれど、
△△病にも実は効くとみんな知ってるよ、ということです。
(その場合、「保険病名」として、○○病、と名前がつきます)
そして、保険適応でないということは、原則全額自費になるのですが、
(つまり高額医療としての上限もなくなる→月何百万ということもありうる)
一般医療は混合診療が認められておりませんので、
この場合、なんだかんだと、コストは病院の持ち出しです。
実験気分の医師が、ぜったいにいないとはさすがに申し上げられませんが
少なくとも、なんとか少しでもよくしよう、と思っていると、
その根本的な善意だけでもくみ取っていただけると幸いです。
医者の驕り、でしょうか?
はっとする、内容でした。
つい、一方通行の考えをしてしまいがちですが、全方向で物事を捉えることの大切さを教えていただきました。
このブログを読んでいただいている皆さんにもお伝えしたくって、ご同意いただいた上で転載させていただくことにいたしました。
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今日のたまさんのblog(正確にはのもえりさんのメール)読みました。
悪魔のささやき、ですか・・・
いや、末期の方々には、われわれがして差し上げられることはそう多くないので、
そうとられてしまうのも仕方がないのかもしれませんけれども。
たまさんは歯科医の奥様ですからご存じでしょうが、
未認可の薬=効かない/有害
というわけではありません。多くの場合、外国では有効であるとわかっていて、
日本の政府がまだ「保険適応」とは認めていない、ということです。
有効なのはわかっているのに日本では使えないなんて、と、
多くの専門家が悔しがっている薬は多いです。
また、われわれがふつうに手にする
(一般の人も買おうと思えば買える)薬の本にも、
薬の「適応外使用」という欄があります。
本来○○病にしか使えないと保険では決まっているけれど、
△△病にも実は効くとみんな知ってるよ、ということです。
(その場合、「保険病名」として、○○病、と名前がつきます)
そして、保険適応でないということは、原則全額自費になるのですが、
(つまり高額医療としての上限もなくなる→月何百万ということもありうる)
一般医療は混合診療が認められておりませんので、
この場合、なんだかんだと、コストは病院の持ち出しです。
実験気分の医師が、ぜったいにいないとはさすがに申し上げられませんが
少なくとも、なんとか少しでもよくしよう、と思っていると、
その根本的な善意だけでもくみ取っていただけると幸いです。
医者の驕り、でしょうか?