エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッドのDVD「ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン」を観る。
1曲目の「泣きたい気持」。クラプトンとウィンウッドのツイン・リード・ギター。2人がソロとバッキングを交互にとる。テクニック合戦というほどではなく、むしろ淡々とした演奏なんだけど、どうしても手に汗を握ってしまう。
ブラインド・フェイス、デレク&ザ・ドミノス、トラフィック、互いのソロ作、そして、ジミ・ヘンドリックスゆかりの「ゼム・チェンジズ」、「リトル・ウイング」、「ヴードゥー・チャイル」。選曲も、的を射ている。
ウィンウッドの声は、前にDVDで観たブラインド・フェイスのライヴの頃と、変わらない。変わったのは、容貌だけだ。肉体が、声を追い越してしまった。喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか。
クラプトンが今度来日したら、観に行こうかな。今さらクラプトンなんて、と思っていたけど、やっぱりいいものはいいのにゃ。