ユダ王ヨシヤの時代に、エルサレムの神殿で 「 モーセによる主の律法の書 」 が発見された ( 歴代誌下34 )。ワシは、これは 「 申命記 」 だろうと思っていたが・・・。
よくよく考えてみると、違うようだ。それは、ヨシヤよりも数代前のユダ王アマツヤのエピソードでわかる。彼は、父王を暗殺した家臣たちを成敗したが、彼らの子供たちの命は助けた。それは、モーセの律法に 「 父は子のゆえに死に定められず、子は父のゆえに死に定められない。人は、それぞれ自分の罪のゆえに死に定められる 」、とあるからだった ( 歴代誌下25 )。
この規定は、申命記24、16だ。つまり、ヨシヤ王以前に、申命記は知られていたことになる。では、発見された 「 律法の書 」 とは何だったのか。ナゾなのにゃ。