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「ジャーマニー77」を観る。
ドイツのテレビ番組用に収録されたもので、10曲入り約90分。ドイツ的な生真面目さで、ヒレッジのギター・プレイをかなり忠実に追い駆けている。特にボリューム奏法は圧巻。「イッツ・オール・トゥ・マッチ」のイントロでレス・ポールの弦が切れて、ストラトキャスターに持ち替えるところまで、ちゃんと収録されている。
7人のメンバーのうち、3人がキー・ボード。当時の最新の機材を使いつつ、民族楽器のチベッタン・ベルを打ち鳴らすのが異様。密儀的。あと、グリッサンド・ギターって、スライド・ギターの一種なんだ、と一目でわかるのがうれしいのにゃ。