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のCD「万有引力VOL.1 1994-2007」を買う。J・A・シーザーのサイン入りにゃ。
今回は公演会場での限定販売。2枚組で全61曲。「レクイエム」、「神々のワイルド・パーティー」、「オルフェ・ヒロシマ」、「盲目ばやし」、「あじあのあけぼの」等、ファンにはおなじみの曲が並ぶ。私にとってのベスト1は、「てんてん狂歌」。1分半の短い曲だけど、究極のハード・ロックだ。なんという手毬歌か。あと、ユーモラスな歌詞が印象的なワルツ「財産目録」も捨て難い。
J・A・シーザーの音楽は、もはや劇中音楽ではない。音楽の中に、劇があるのだ。これは、すぐれた音楽に共通する点だ。ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンの音楽にも、劇がある。聴く者の頭の中では、過去なのか、未来なのか、さまざまなビジョンが展開されることになる。
「少女革命ウテナ」のCD「天使創造すなわち光」、「薔薇卵蘇生録ソフィア」を持っている人なら、絶対この作品も入手しなければ。来年3月の万有引力の次の公演がチャンスだ。いや、レーベルを立ち上げたのだから、もっと広く販売されることになるかもしれない。劇団のHPをチェックするにゃ。
CD第2弾「1983ー1993」が計画中。過去公演のCD化も。さらに、J・A・シーザーの新ユニットによるアルバムの制作があるかも。今が、全盛期かもしれない。