「愛をめぐる対話」 

2014-02-22 18:30:48 | 

を読む。プルタルコス著。岩波文庫。

 「英雄伝」の女性版「烈女伝」目当てに買ったが、他にも読みどころは多い。まず、表題作。美少年バッコンと、年上の金持ち女性イスメノドラとの結婚は、是か非か。ていうか、男同士の愛と、男女の愛とでは、どちらが優れているか、という議論が大まじめに展開されているのにゃ。さすがはギリシア。だが・・・・・・。

 バッコンって・・・・・・。日本人なら「ズッ○ンバッコン」を連想するし、アメリカ人なら「ファ○ク・オン」を連想するだろう。結婚が議論の対象になるような男の名前とは、とても思えない。

 作者の力不足にゃ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぜんぶ大雪のせいだ | トップ | 「愛をめぐる対話」  2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事